(1)
そっと微笑う君の隣で
僕は独り
枯れきった空気浴びて 声を落とした
何でもない日常も 身体に刺さるように
ただ痛み積み重ね 倒れていく君を見て
きっと僕は少し冷たいだろう
君が言うから
それでもどうにもならないんだろう
僕が言うには
間違いだと気付くのが
遅過ぎたと
笑えない皮肉並べ 眼を逸らしてた
縋りつく気丈な手 振り払うこともせず
優しさと温もりに 絆されてしまえたなら
きっと僕は少し冷たいだろう
君が言うから
それでもどうにもならないんだろう
僕が言うには
きっと二人ずっと寄り添うには
弱過ぎるから
ずっと側にいると誓った言葉
思い出にして
(2)
そっとわらうきみのとなりで
ぼくはひとり
かれきったくうきあびて こえをおとした
なんでもないにちじょうも からだにささるように
ただいたみつみかさね たおれていくきみをみて
きっとぼくはすこしつめたいだろう
きみがいうから
それでもどうにもならないんだろう
ぼくがいうには
まちがいだときづくのが
おそすぎたと
わらえないひにくならべ めをそらしてた
すがりつくきじょうなて ふりはらうこともせず
やさしさとぬくもりに ほだされてしまえたなら
きっとぼくはすこしつめたいだろう
きみがいうから
それでもどうにもならないんだろう
ぼくがいうには
きっとふたりずっとよりそうには
よわすぎるから
ずっとそばにいるとちかったことば
おもいでにして
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