眩し過ぎる青い空に
倒れそうな背伸びをしよう
見上げた顔に一粒の雨
雲もないはずなのに
学校行く気もないから いつもの河岸へと
どうやら先客がいるみたい
アイツは澄ました顔しながら
石投げに夢中で私にも気付かず
向こう岸に届かない石を
私に重ねていじけたくなった午前
ようやく気付いたアイツ
なんか気まずそうに頬をかく
当然だよね あんなにケンカした次の日に
笑い合うなんて無理
無音の空間に響く 伝う汗が落ちる音
慌てて取り出したハンカチが
不意に手からフワリとすり落ちていく
気付いたら二人とも追い掛けて
届きそうな時に思わずゴツンコ
痛みよりも笑いがこみあげる
顔を見合せて気が済むまで笑おう
明日からは肩並べて学校へ
笑顔で行けそうと思った午後
skippingstone
ねんど氏の4/26付け投稿作品「【初音ミク】タイトル未定」[http://piapro.jp/content/8vciega5jofne87d]よりインスパイアされて書いた歌詞です。
・アップテンポなギターロックな楽曲だったので、基本は明るめの恋愛を主軸にしたでもどこか淋しげな趣のある内容にしました。
・ねんど氏の最初のイメージが、「友達だったけど好きになっちゃった人に振られたけど気まずいのはイヤだから今までどおり一緒にバカやろうぜ的な中二なイメージ」とちょっと面白そうなカンジが作れそうなイメージだったので、そのイメージに沿ったカンジです。
・プロット的にミクが歌う主人公格の女の子は共学の学校(中学校か高校は特に定めてません)に通う生徒で、同じ学校に通う男子と付き合っていたんだけど前日にケンカ別れをしてしまう、そんな舞台です。
・最後は仲直りしてはいますが、決して恋人同士のヨリを戻したとは断言しません。というかあった瞬間沈黙をしてしまうほどの溝が出来てしまっている二人が、そんな簡単に仲直り出来るとは思っていません。ただ、この歌の結末はヨリを戻せるきっかけを生んだであろう、とだけは断言しようと思います。
・タイトルは歌詞内のキーワードの一つである「石投げ(石切り・水切り)」から。活用している場面は少ないですが、「対岸に石が届かない」=「相手に自分の意思が届かない」と思ってしまう前半の主人公の心情にマッチするモノと考えタイトルにしました。ちなみに正しくは「Skipping Stone」と書き、彼女の弱気な気持ちが表れるように全部小文字にして、単語を一つにまとめる事によって、石投げの行為そのモノよりも彼女が想い重ねた石投げに使った石を象徴するような意図があります。
*前のバージョンに歌詞の読み仮名を置いておきます。
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ご意見・ご感想
ねんど
ご意見・ご感想
失礼します。
Phi-L!ONさんの投稿に昨日気が付きまして今日一日曲に合わせて考えさせていただいたのですが今回は別の方の歌詞を採用させていただこうと思います。せっかく投稿していただいたのに申し訳ありません。
募集の方法なんですが期限をきっちり設けなかった自分も悪いんだと思います;他の方のやり方をもっと参考にすべきでした。
自分としては書いていただけたことがなにより嬉しいです。ありがとうございました!
動作や物に心境が投影されて情景が浮かんできました。しかも自分が最初に提示したイメージを汲んでいただけるとは^^
Phi-L!ONさん頂いた歌詞やアドバイス、背景設定は自分には見えなかった部分があってすごく助かってます。
曲が完成したらまた報告に伺わせていただきます。
今後も歌詞募集することがあるかと思うので、機会がありましたらよろしくお願いします。
今回は本当にありがとうございました。では失礼しました!
2009/06/02 01:23:30