御伽噺　甘い恋はこれきりで最後になるから
お手をどうぞ　可愛い嘘は　シーツに隠したままにして

（　１　：　ミク　）
涙ひらり　ちらつかせて　"これが最後"なんて笑う
貴方の視線の先　もう探るのやめるわ

気付かないふりなら　とっくに慣れたけど
知らない香水　誰かの残り香
適当な言い訳　騙せると思うの？
このまま黙って　嘘なら壊して

夢の様な甘い恋は　これきりで最後にするから
踊りましょう　冷たい嘘はシーツに隠したままにして

（　２　：　がくぽ　）
新しい香水　気付いて　不機嫌
押し隠す笑顔の　背伸びが可愛い　
はぐらかして惑わせて　冗談のつもりが
"さよなら"　気丈な涙に　煽られ

大人になるその時まで　待っているつもりでいたけど
お手をどうぞ　醒めた夢はシーツの波に押し流して

御伽噺　子供の恋はこれきりで最後になるから
踊りましょう　恋愛ごっこはシーツの波に押し流して

ライセンス

Ｓｔｒａｐｐｅｄ　Ｔｒａｐ

壱號　‐いちこ‐

oz_hiro様の歌詞応募（http://piapro.jp/content/wu50lfc4ka88zrpg）用に書いてみました。
ミクとがくぽのデュエットもありかも、ということで、
一番はミク視点、二番はがくぽ視点で、
最初と最後のサビは二人が交互に、を勝手に想定。

しばらくは恋愛ごっこを楽しんで、彼女が大人になるのを待つつもりでいたのに
一生懸命大人のフリをする年下の恋人が可愛くてからかって遊んでたら
「もう背伸びするの疲れちゃったよ」と思いがけぬ涙で別れ話を切り出され、
思わず理性を失うという歌。

……下手なオチにえげつない説明で申し訳ない。
でもバッドエンドに見せかけてハッピーエンド。

Ｂメロ（？）の最後、音程が上がって伴奏のピアノが急かすように入るのと、そのままサビに入る所が好きで、
どうしても「煽られ」という言葉が入れたかったのです。

題名は語感で適当に。直訳は「縛りつけられた罠」。
両方嘘をついているけど、罠に嵌ったのはどっちなのか、みたいな。

余談。
がくぽの中の人の香水はエゴイストプラチナム。
そういえば「野菜ユニット」というネーミングは、初めて見た時ちょっとびっくりしましたね。
そうか二人はベジタリアンなのか。みたいな。
今思えば、別にそういう訳でもないと思うんですど。
KAITOとレンは「おやつユニット」なのかな。
いちこは勝手に「買取不可」（カイトレン）なんて酷いネーミングセンスで呼んでるけど。
…あれ、先生バナナはおやつですか？