いつの間にかこの手に 握りしめていたもの
私と君を繋ぐ 最後の儚き希望
二人でいるだけでずっと幸せと思いこみ
絆ばかり見ていて君見ること忘れていたよ
守れば守るほどズレてく 二人の心のベクトル
私は何を望んで 私は誰を傷つけていたのか
疑問はすぐに不安になり 恐怖で全てを切り裂く
静かに頬を流れた 涙の意味もわからないまま叫んだ
前に散らばる欠片 覗けばそこにはまだ
私は君と笑い 光の中進んでる
自分で切り裂いたものが前よりも鮮明で
枯れ果てた瞳を濡らし 心に雨を降らした
しゃがんで一つずつ拾って 集めて合わせたメモリー
つぎはぎだらけの想い まるで私のようねと呟いた
破片で傷ついた手を見て 浮かんだ言葉は一言
「私は最後に何を 手に入れたのか」わからないまま掴んだ
あの頃の想いは 綺麗で今の私は
触れるだけで傷ついた それでも強く抱いて
心のどこかで気づいてた 必死に知らないふりした
隣に君がいること 失いたくない私のわがまま
二人で一緒にいたいだけ それさえ叶わず離れて
今でも君の笑顔が 一人になる度痛くて手を伸ばす
別れが運命だとしたら 私は何が出来たかな
二人で傷つきながら それでも繋いで進めば良かった
後悔するのはいつも後 事実は変えられないけど
今でも間に合うならば 今度はどんなに痛くても離さない
君が好きだから一緒に進もう さあ
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