重ねた温度　それさえきっと
にせものなんだ　君には
合わせた視線　揺らがない目で
『僕のことは気づかないでいて』
胸に当てた手　鼓動感じた
ねえ、信じてよ


いつだって声の限り　君だけを求め続けた
届かない私の気持ち　消えてく温もり
遠ざかるその足音　大嫌い、大嫌いだよ
私だけ見つめてほしい　愛してる

傷つけた壊れるほど　君だけを求め続けて
知らないで僕の心は　こんなに空っぽ
純粋なその瞳を　穢しても、穢してもまだ
僕だけをまっすぐ見つめる

嘘で固めた　僕の笑顔を
君は溶かしていく
隣許して　心解いて
『君が好きだよ』　心から（嘘）

どうして
そんな悲しい目で　一人きりで嘘つくの
その手は
決して伸ばさないで　僕なんかに触れないで

片手で
抱えられるものじゃないよ
分けてほしい　痛みも
両手は
伸ばしきった　もう限界
想ったまま　このまま　消えたい


一度きりの人生だ　その言葉嘘なんだろう？
何回も死んでる僕が　今でも生きてる
死ぬたびに頭過ぎる　笑顔だけ、その笑顔だけ
本当は君の全てを　愛したい

ごめんねと君は言った　泣きそうな震えた声で
嘘でしょう傷ついたのは　本当は君で
何もかも知りたいとは　言わないよ、言えない　だから
嘘だけはもうつかないで

嘘で固めた　そんな笑顔は
とても悲しいだけ
隣にいてよ　心繋いで
『君が好きだよ』　言えないよ（ずっと）

どうして
そんな優しい手で　僕の心触れられる？
この手を
決して離さないで　君はちゃんとここにいる

片手で
抱えきれる　信じていた
何もかもが落ちてく
両手で
受け止めてく　抱きしめてく
だから全部託して


大好き（嘘だよ）
信じて　愛しているから（嘘だよ）
一緒に（嘘だよ）泣いてよ（本当は）


『嘘つき』
嘘をついたその目　浮かぶ涙触れさせて
その手を
決して離さないで　赦されると信じたい

片手で
抱え込んだ　君の痛み
二人ならば消えてく
両手を
広げてみた　飛び込む君
いまならもう言えるよ
『好きだよ』