【A1-1】
空藍 影白く
ゆらゆらゆら 揺れる

【A1-2】
足跡 道を成し
甘い声が誘う

【B1-1】
罠 心深く囚われてゆく
鏡映しの迷路

【B1-2】
あぁ 空の夢幻 水面の現
一夜の夢は現

【S1-1】
ひとつ指折り 蓋をしましょう
満ちぬ弓張 宵を繰り返す

【S1-2】
何刻、何刻と舞う花弁 咽び泣く湖の畔
名を紡ぎ請う姿  闇照らす逆さの月


【A2-1】
待宵 花白く
ひらひらひら 落ちる

【A2-2】
水音 指す標
静寂 奏でゆく

【B2-1】
まだ 心きつく縛られている
まるで解けない呪い

【B2-2】
あぁ 咲き誇るは栄華の証
訪れるは凋落

【S2-1】
独り数える 不確かな日々
蜜を纏いて 酔いに溺れたい

【S2-2】
いつまでと限る命 夢想する宵の闇
名を持たぬ恋心 やおら散る月見の花


【C】
夜空と水面と それぞれ取り替えて
遠くの月影 この手で掬えるなら

【B3-1】
泡 放さないと抱き締め続け
腕から零れる色

【B3-2】
あぁ 一時の甘い淡い夢
袋小路の最後

【S3-1】
ひとつ指折り 蓋をしましょう
満ちぬ弓張 宵を繰り返す

【S3-2】
何刻、何刻と舞う花弁 咽び泣く湖の畔
名を紡ぎ請う姿  闇照らす逆さの月


*******************************************************************************


<仮名>

【A1-1】
そらあい かげしろく
ゆらゆらゆら ゆれる

【A1-2】
あしあと みちをなし
あまいこえがさそう

【B1-1】
わな こころふかく とらわれてゆく
かがみうつしのめいろ

【B1-2】
あぁ そらのむげん みなものうつつ
ひとよのゆめはうつつ

【S1-1】
ひとつゆびおり ふたをしましょう
みちぬゆみはり よいをくりかえす

【S1-2】
いつ、いつと まうはなびら むせびなく うみのほとり
なをつむぎ こうすがた  やみてらす さかさのつき


【A2-1】
まつよい はなしろく
ひらひらひら おちる

【A2-2】
みずおと さすしるべ
せいじゃく かなでゆく

【B2-1】
まだ こころきつく しばられている
まるで とけないのろい

【B2-2】
あぁ さきほこるは えいがのあかし
おとずれるはちょうらく

【S2-1】
ひとりかぞえる ふたしかなひび
みつをまといて よいにおぼれたい

【S2-2】
いつまでと かぎるいのち むそうする よいのやみ
なをもたぬ こいごころ やおらちる つきみのはな


【C】
よぞらとみなもと それぞれとりかえて
とおくのつきかげ このてで すくえるなら

【B3-1】
あわ はなさないと だきしめつづけ
うでから こぼれるいろ

【B3-2】
あぁ ひとときの あまいあわいゆめ
ふくろこうじのさいご

【S3-1】
ひとつゆびおり ふたをしましょう
みちぬゆみはり よいをくりかえす

【S3-2】
いつ、いつと まうはなびら むせびなく うみのほとり
なをつむぎ こうすがた  やみてらす さかさのつき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】逆さの月

sentyaさんの曲への応募用です。
とても幻想的で印象に強く残る素敵な楽曲です!

曲を聴いたとき、月がふと浮かんだので月をテーマに書いてみました。
会者定離とか虚無とかあんまり関係のない歌詞ですみません;
歌詞自体に意味を持たせる気はあまりなかったのですが、気付けば秘めて終わった恋みたいな感じになってしまいました;
月見草に、「秘めた恋」という花言葉があるようなので、ちょっと意識してしまったかもしれません。


所々、字余りなところがあります。
あと、サビは、ひとつ・ふたつ・みっつ・・・の頭文字と合わせて作ってたりします。
会えない時間を指折り数える・・・っぽい感じをイメージしました。
技巧的なことは得意ではないので、出来はあまりよくないですが・・・^^;

弓張=弓張月(上弦・下弦の月) の意味で使っています。

難しかったですが、楽しく書かせていただきました♪

閲覧数:282

投稿日:2009/11/27 00:40:30

文字数:1,334文字

カテゴリ:歌詞

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