華やぐ古都の薄紅色 儚い季節にひらり 
悲しくて 滲んだ桜花を見ていた
音色奏でて花は香り 賑わう景色に一人
訪れた憂鬱な世界を嘆いた
君を今も想うよ

切なくて 心 泣いてばかりだ
会えない寂しさは どうすれば埋まるの?
あの日から君を忘れられずに
願ってばかりなの いつか会えることを

君に芽生えた夢の欠片 輝く夜空を仰ぐ
遠くまで 浮世の陰りを見ていた
二人歩いた川の辺 溢れる涙を拭う
暗闇を流れる蛍が途切れて
君は手と手 解いた

あの夜は 君が夢を描いて
輝かせている眼に 何を言えただろう
行かないで この手 握りしめていて
行き場のない言葉 今も木霊している

どこかで君は頑張っていて
わたしだけ ただ落ち込んでいて 
嗚呼 何しているんだろう

寂しさのとなり 思い出が舞う
楽しかった日々は どれも綺麗だけど
またいつか 君と巡り合うなら
その時のわたしは 前を向いていたい

青空に浮ぶ 雲を眺めて
歩み進む道を 思い浮かべてみる
振り向いた君の心配顔が 不意に目に浮かんだ
もう大丈夫だよ



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<文字数等はこちらでご確認ください。違っていたら訂正します>

はなやぐことのうすべにいろ はかないきせつにひらり
かなしくて にじんだおうかをみていた
ねいろかなでてはなはかおり にぎわうけしきにひとり
おとずれたゆうつなせかいをなげいた
きみをいまもおもうよ

せつなくて こころ ないてばかりだ
あえないさびしさは どうすればうまるの?
あのひからきみをわすれられずに
ねがってばかりなの いつかあえることを

きみにめばえたゆめのかけら かがやくよぞらをあおぐ
とおくまで うきよのかげりをみていた
ふたりあるいたかわのほとり あふれるなみだをぬぐう
くらやみをながれるほたるがとぎれて
きみはてとて ほどいた

あのよるは きみがゆめをえがいて
かがやかせてるめに なにをいえただろう
いかないで このて にぎりしめてて
ゆきばのないことば いまもこだましてる

どこかできみはがんばっていて
わたしだけ ただおちこんでいて
あぁ なにしているんだろう

さびしさのとなり おもいでがまう
たのしかったひびは どれもきれいだけど
またいつか きみとめぐりあうなら
そのときのわたしは まえをむいていたい

あおぞらにうかぶ くもをながめて
あゆみすすむみちを おもいうかべてみる
ふりむいたきみのしんぱいがおが ふいにめにうかんだ
もうだいじょうぶだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

都忘れ

misaさんの曲の和風テイストなイントロからイメージを膨らませて書きました。
舞台は華やかな都です。
けど今見ると最初のくだりだけっていう。。。

もう作っちゃったから変更はしません。

閲覧数:201

投稿日:2010/04/28 21:42:18

文字数:1,114文字

カテゴリ:歌詞

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