嘆き崩れた空が濡らす頬
ここにいるのは孤独の亡き骸
二度と聴けない歌声が響く
壊れ落ちそうな僕を惑わせて

昏黒(こんこく) 招いた闇
眠れないよ今もまだ
この胸塞ぐ 青い月食の刃

抱きしめて 夢覚めぬように ただ
心映す鏡の中
崩れ去った面影
いとし 悠遠の君よ

流れ出す 花こぼれ落ちるように
明けぬ空を泳いでゆく
二度と帰れぬのなら
どうか 永久(とこしえ)の雨を


名も知れずただ咲き止んだ花は
僕の心に孤独をともした
似て非なるその歌声は甘く
毒の香りで僕を惑わせる

嘆いた言葉の跡
なぞるように爪を立て
微かに笑う
あの日見た君のように

忘れない 夢だと知っていても
今はただこの夜の中
迷い遊ぶ 紫紺の
蝶となり天を舞った

朽ち果てた 思い出の中で そう
あの日結んだ指の赤
違うひとに重ねて
蜘蛛に捕らわれ溺れた


止まない雨は今も
この心に降り頻る
最期の記憶
青い月食の刃


抱きしめて 夢覚めぬように ただ
心映す鏡の中
崩れ去った面影
いとし 悠遠の君よ

微笑んだ 花こぼれ落ちるように
止まぬ雨を流れてゆく
二度と触れられぬなら
どうか 永久(とこしえ)の愛を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

永久の雨

ふーらい様の歌詞募集に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/content/feue0v25ypgqnyfc
疾走感のあるロック、と聞いて思いつくのは格好良いイメージ
なのですが、曲自体はとてもきれいで聴いてて心地良かったので、
感じたまま自分の中にある言葉で自然に書いてみました。
こういった詞もあるよ、といった感じでお目通しいただければ幸い!
改変に制限はございません。

閲覧数:111

投稿日:2008/08/15 07:06:42

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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