音鳴く 濡れ落ちる
徒花で染めて咲く
最初から最後まで
箱詠は途切れぬと

朗々声高く
望むまま術欠かす
凝らさずもその傍に
貴女なら数多在る

言を玉虫に似せ揺らした
「誰にも届かないね」と
去るを偲ぶ貴女が行来する斜境

夢は現を知り 現は夢に惑わされ
ありもせぬ未来生まれて
白に描くのは極彩色に飾る花籠
詰められてく 静やかに 静やかに


誰もが眩めいて
我先に手を伸ばす
蜘蛛の糸降りた先
箱の中 貴女の傍

大輪身に生らず
一色を貫けど
凝らさずに数多在る
一色の彩違い

光無くて影無し
「それなら貴女の花は如何に」と
籠の中の花弁を逆にして散らした

貴女は埋もれてく よく似た色の花へと
これだけあれど満つ間もなく
指を今も食み 誰かの灯火吹き消しても…
貴女の火が尽きてゆく 


気がついているはず 同じ花籠の中から
命宿す夢と現
過すも成らずも 玉虫色の言に惑いて
虚飾の橋 徒花

埋もれてく よく似た色の貴女へ
まだ花は咲かぬでしょうか?
白に描くのは極彩色に飾る花籠
詰められてく 艶やかに 静やかに 静やかに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢現花籠

http://piapro.jp/content/5p9ic2w38a7el3xmの歌詞になります。
聞き取りにくいですけど、こんなこと歌ってます。
意味不明なことばかり言ってますけど、
要は、夢も現実も似たようなもの、てな感じです。

閲覧数:250

投稿日:2010/12/12 16:39:30

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

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