レン/僕の為に色んな人達が来た 僕が毎日眠れるように
王国一の語り部、魔術師、絵本作家、カウンセラーに音楽家

どんな話を聞いても、どんなおまじないでも
どんな絵本でも、どんな先生でも
どんな音楽でも…僕に眠りは訪れない

日ごとに食事が喉を通らなくなった、痩せていく僕を母様は見ていられないと
部屋へおとずれることもなくなった

僕は毎日ただ時計の針を見つめていた
目を閉じて響く心音あぁ。五月蝿くて今日も眠れない

眠れない理由が1つ増えたある日
父様が連れてきた緑の髪のきれいな少女

優しい声で歌う子守唄

(ミク/Lalalalala…TuLalalalal
ねむりのせいがあなたのなまえをよぶルルラルララル
やわらかなこもれびまぶたにふりそそぐルルラルルララ
こっちへこっちへこっちへルラルルル
ひかりが、みちたせかいへ、きみとてをつないでララル)

レン/天使のような歌声に、いつしか眠りの世界へと誘われた
父様は泣いて喜んだ 母様は久しぶりに部屋へとおとずれて
泣いてぼくを抱きしめた
執事もばあやもみんなみんな喜んだ 僕は久しぶりに眠りについた

レン/少女は毎晩僕の為にうたをうたいにやってきた。
ただ、ぼくを見つめて小さく微笑んで歌う

(ミク/Lalalalala…TuLalalalal)
レン/あぁなんでだろう、彼女の歌声を聞くとまぶたが重くなる
(ミク/ねむりのせいがあなたのなまえをよぶわルルラルララル)
レン/真っ白い世界へ羽ばたくような
(ミク/やわらかなこもれびまぶたふりそそぐルルラルルララ)
レン/やわらかい眠りに落ちる、でもどうしてだろう父さまねかあさま
(ミク/こっちへこっちへこっちへルラルルル)
レン/身体が何かに引き寄せられるような
(ミク/ひかりが、みちたせかいへ、きみとてをつないでララル)

レン/「あぁ…そうか君は…」

レン/とおざかる意識の中、僕の名前を呼ぶ声がした。アレは母様?
つないでいるのかつかまれているのか
おちているのかあがっているのか
わからないまま、ぼくはふかいふかい

眠りに落ちる…

(レン&ミク/Lalalalala…TuLalalalal
ねむりのせいがきみのなまえをよぶルルラルララル
やわらかなこもれびまぶたにふりそそぐルルラルルララ
こっちへこっちへこっちへルラルルル
ひかりが、みちたせかいへ、きみをつれていくララル)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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morte[モルテ]

作詞/夜

不眠症の少年と不思議な少女の歌

閲覧数:524

投稿日:2009/06/04 15:35:10

文字数:1,008文字

カテゴリ:歌詞

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