流れる街の景色　白く雪に染まる
錆びた道端の自転車　朝露は煌めいて

遠く離れた街に　佇む君の影
歩いてきたこの道さえ　雪に霞んで消えてく

思い出は　透き通る　冬の光に
淡い面影と溶ける

私はここにいるよ　夜も星も越えて
大好きな君を想って　祈りをこめて歌うよ

「幸せでありますように」

君に届くかな

ながれるまちのけしき　しろくゆきにそまる
さびたみちばたのじてんしゃ　あさつゆはきらめいて

とおくはなれたまちに　たたずむきみのかげ
あるいてきたこのみちさえ　ゆきにかすんできえてく

おもいでは　すきとおる　ふゆのひかりに
あわいおもかげととける

わたしはここにいるよ　よるもほしもこえて
だいすきなきみをおもって　いのりをこめてうたうよ

しあわせでありますように

きみにとどくかな