今宵のうたげもとてもたいくつ
 わらい さざめく 顔のない道化
 ちいさなあくび ひとつ
 ワインの湖面に波立てる
 
 それはダンディ 夜はライオン
 この身をさらう夜半の月
 三日月のかたぶくまでを夢に見て


  銀のレースを腰にまいて
 あのテラスのした うけとめてくれるかしら?
 月明かりの下 二人で踊り狂うの
 刻と息の尽き果てるまで 

 港の倉庫のかたすみで
 樽を卓(つくえ)にしなだれて
 古びたチーズとしなびた葡萄
 ああ なんてすばらしいw

それはネズミw 彼はこそ泥?
おとこらしさの幻想もうせて
 笑い声けたたましい 場末の娼女(おんな)になりはてて

 私は目覚める
 なにかわらぬ風雅な日常
 すべてが夢幻(ゆめまぼろし)であるならば
 籠の鳥には籠の中がお似合いなのよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

退廃の幻想

http://piapro.jp/content/vpdxixuskfzsdcs3
oz_hiroさんのルパン的なジャズに歌詞をつけてみました。

狂気と幻想を孕んでいる曲想なのでこんな感じはいかがでしょう?

閲覧数:306

投稿日:2008/07/25 15:38:34

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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