弓張り月が泣く
街にゆらり
時が錆びついて
止まる夜音(よと)
佇む僕の手のひらに
祈り溶けた、雫

倒景 揺らぐ灯よ
廻れ、ただ滲むように
「もう戻れない」
不規則に溢れだす

迷子の犬が鳴く意味を
知らぬうちに消えてしまえたならば
2つの手が離れていく
嘘を、ついた、夜に

空想 眼を閉じる
雨音に混ざるように
「ただ逢いたくて」
水たまり
宿る月




















ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨音

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閲覧数:225

投稿日:2010/10/01 20:20:18

文字数:198文字

カテゴリ:歌詞

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