小さなひとかけら 穏やかに世界を覆う
綺麗なその中で 夢を見て眠る

見渡す限りには 穢れ無き白い大地
音もないこの中で 吐息だけ響く

幼く 非力なこの手さえ
粉雪 触れては消えていく
どんなに 世界は染まっても
この手だけは変わらないの

世界の果てのこと 誰も知らない場所
鮮やかな夢を見ながら 手をかざし
またね白い世界


歩いた長い距離 変わらない世界を進み
不安になる度に 目を閉じて想う

冷たい 夜風が背を押して
粉雪 頬にかかり撫でて
もうすぐ 来る終わりを告げる
震える手を伸ばし掴む

まだ来ない未来へ 誰も知らないこと
温かな夢を見ながら 手を伸ばす
また逢える時まで


世界の果ての街 心に花が咲く
懐かしい夢を見ながら 手を振って
またね粉雪たち

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

粉雪

閲覧数:81

投稿日:2009/12/05 21:32:47

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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  • インシンカイト

    インシンカイト

    ご意見・ご感想

    こんばんは、インシンカイトです。
    お久しぶりです。前作に引き続きありがとうございます。

    前作「スタートライン」の作品の印象が強かったものですから
    今回の作品はまた少しタッチが違いますね。自分の貧弱な想像力では
    この作品の世界を十分に堪能できないかもです(笑)
    「冷たさ」と「温かさ」が絶妙に重なり合っている作品だと
    思います。

    それでは、ありがとうございました。
    失礼します。

    2009/12/06 23:38:45

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