スターリィアイド・ボーイ

夢見がちボーイ
前作・次元塔と同じ世界観の曲（実は他にもいくつかありますけど）です。
自分で作った物語って好き勝手に弄れるから楽しい。

-歌詞-
蒼い空　理科室の窓
空を飛べたならいいのにな
廻らせた思考の中で
昇り空回りだす羨望

単身飛行は未だ人類の夢のまたユメ
その顕現難しく　思い浮かぶあの神話
地を這うのはもう飽きた？空気の中泳ぎ回る
「融けないイカロスの翼はまだまだです。」

不完全な理論だけど
実像得られるかな？
理想と現実をつなぐ
「＝」の記号
終わりのない空目指す
大人には分からない
予測不可能の夢想家少年

飴色の陰を落とした
氷がからり、と触れる音
ぼくはまたこの理科室で
心だけで空を飛んでいく

忘れられた夢の跡
しっかりと追いかけていく
書きなぐるのはデタラメ
ぼくでさえも呆れてる
「キミはそんなキャラじゃない」
みんなが口をそろえて言う
「融けないイカロスの翼はもうすぐです。」

“青天井”　閉鎖的
絵に描いたような雲
見ちゃいけないものが見えて
視線逸らした
全てが狭窄してく
この空もほんとうは
無限なんかじゃないのだと
覚ってしまう

知りすぎてしまったあの夏
自由研究は埋もれたけど
空への夢　ばらばらに割れてしまった
それでもまた　この箱を開けるときが来るなら
それはぼくが　空のユメを『想い返した』日