皆が寝静まった頃 
身体を乗り出した窓際には
少しさみしそうなお月様 
一人でぽつんと浮かんでいた

「こんばんは、おひとりですか」軽いお辞儀をして
「少しお喋りをしませんか?」と問いかけても返事はないままで

そっと届かない手であなたの頬をなぞる
今夜 暁が来るまで肩を並べていたい

【こんな暗闇の世界に照らす光は少し朧気みたい
 木々の隙間から零れる木漏れ日のような柔らかい光
 時に雲にさえぎられてしまうような弱々しさに
 母に抱かれて眠る子供のように包まれていたい  】

そっともたれながら瞳にあなたを隠して
今は 優しい光りに包まれていたい
空は段々と青み掛かっていくから
今度 あなたに逢える日を願って夢をみる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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gazemoon

otika氏の8/14付け投稿作品 「【歌詞募集】image【巡音ルカ(予定)】」[http://piapro.jp/content/co8h2bwhu6z11xg9]よりインスパイアされて書いた歌詞です。

・ピアノの旋律と澄んだ空間をイメージ出来るストロングスがなんとなく夜の雰囲気を感じたので、夜の主役ともいえる月を題材に書いてみました。
・イメージとしては寝つけない女性が窓から視える月に語りかけるように佇んでいるカンジです。
・作中での「あなた」は全て月にあたります。あくまでこの作中では女性と月が二人きりである事が大事なので、その他の登場人物は出さずに簡潔に進めてみました。
・中盤のラップみたいな語りみたいな部分は飾り付けみたいなモノです。エッセンス的な。
・タイトルは見合う・凝視するという意味の「gaze」を月(moon)につけて「月と見合う」とか「月とふたりきり」みたいなカンジで付けてみました。


※【】の部分は歌唱が難しいようなら省いてもらっても構いません。
※前のバージョンに読み仮名を置いておきます。

※念のため自分の歌詞進行をより具体的にお伝えできるように、僭越ながら自身で声当てしたmp3を用意しました。
下記URLよりDLしていただき、時間のあります時にご確認ください。
http://cid-53ba44b86b32b883.office.live.com/self.aspx/.Public/gazemoon.mp3

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投稿日:2010/09/18 00:03:46

文字数:313文字

カテゴリ:歌詞

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