色のない　時代の流れ　明日にそびえ立った　壁
友情や　愛や恋さえ　泡になり消える
また昇る日に　希望は見いだ　せずに
崩壊へ　船を　出した
ありもしない　夢へ　向かって
闇色に　光る　ロザリオ
夜明けの　見えない　海原に　旅立つ
天かける　星屑に　手を合わせ
紅に　染まる　航跡
言葉は　港に　置き去った　泣き言
視界に　広がる　地平線　が望む
目的地へと

降り積もる　疑問の連鎖　首を絞める重い　鉄
変わりゆく　時をとどめる　意味を増す楔
錆びついてゆく　抜け殻払い　進む
崩壊に　残る　０が
作り出す　彼方　目指して
闇色に　光る　ロザリオ
言明　されない　論理に　戸惑う
そびえ立つ　幻想と　いう大義
枠組みに　はまる　人々
綺麗な　その手は　罪と罰　隠した
木馬に　またがる　常識を　打ち出す
建前の槍

涙流す　少年は
刹那の　期を知り
ゴメンネを　つぶやいた
瞬間に　聞いた　産声

さよならと　言って　壊れた
つまらぬ　世界を　縛ってた　常識
はじけ飛ぶ　流れ星　地を照らす

天空に　光る　ロザリオ
体は　瓦解し　少年は　旅立つ
次なる　航路を　選び出す　時代が
向かう場所へと



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いろのない　じだいのながれ　あすにそびえたった　かべ
ゆうじょうや　あいやこいさえ　あわになりきえる
またのぼるひに　きぼうはみいだ　せずに
ほうかいへ　ふねを　だした
ありもしない　ゆめへ　むかって
やみいろに　ひかる　ろざりお
よあけの　みえない　うなばらに　たびだつ
あまかける　ほしくずに　てをあわせ
くれないに　そまる　こうせき
ことばは　みなとに　おきさった　なきごと
しかいに　ひろがる　ちへいせん　がにじむ
もくてきちへと

ふりつもる　ぎもんのれんさ　くびをしめるおもい　てつ
かわりゆく　ときをとどめる　いみをますくさび
さびついてゆく　ぬけがらはらい　すすむ
ほうかいに　のこる　ぜろが
つくりだす　かなた　めざして
やみいろに　ひかる　ろざりお
げんめい　されない　ろじっくに　とまどう
そびえたつ　げんそうと　いうたいぎ
わくぐみに　はまる　ひとびと
きれいな　そのては　つみとばつ　かくした
もくばに　またがる　じょうしきを　うちだす
たてまえのやり

なみだながす　しょうねんは
せつなの　きをしり
ごめんねを　つぶやいた
しゅんかんに　きいた　うぶごえ

さよならと　いって　こわれた
つまらぬ　せかいを　しばってた　じょうしき
はじけとぶ　ながれぼし　ちをてらす

てんくうに　ひかる　ろざりお
からだは　がかいし　しょうねんは　たびだつ
つぎなる　こうろを　えらびだす　じだいが
むかうばしょへと



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