飾り付けた憧れを心に並べてく
手に取れないショウケイスの中

影法師縁取って　砂遊び君を待つ
泥でつくった城だって構わないから

明日よりも夢の続きを　指先に届きそうで
強がっては掴めやしない
ただ切なくて雨粒(あめ)が落ちてゆく

夕日の中　闇を知るんだ　綺麗なまま守れない
叶えたいよ　叫ぶ共鳴　君だけが振り向いた

期待なんて億劫で瞼の裏に君
雨が止まない灰色の部屋

冷え切った水葬に　未来地図沈めたら
遣り切れない感情に　気付かされんだ

明日よりも君の背中を　いつだって追い続ける
立ち止まって俯くときに
また思い知らされて　思い出せるよね

明日よりも夢の続きを　指先に届きそうで
朝日の中　迷いが消えた　青すぎる空に靡く
紙飛行機　どこまでも行け　夢を失うまで

明日よりも今の自分を見つけてあげたかったの
君が行けば私も目指すから
雨を飲み込んで夢を取り戻す