暁のタペストリー
果て無き空の蒼に
頬なでる碧の風
憧憬を描く

黄昏のタペストリー
総てを染める緋色
九十九折り続く轍
ひとときの憩い



淡く昇る 太陽を 背に受けて 旅人は行く
遙か彼方 朧げな 幼き時 歩を踏み出した

遠くに霞む フィヨルドの 山肌を 翔ける風に
真白く浮かぶ 鳥たちよ その目に何を映す

もし明日が見えているなら 願わくばその翼で
誘(いざな)い給え 未来を 安らかなる凪(な)いだ海へ

迷いながら その脚を 踏みしめて 旅人は行く
遙か彼方 永久(とこしえ)の 夢目指し 旅は続けり




紅く染まる 夕景に 身を溶かし 旅人は行く
その瞳に 映すもの その総ての 意味を求めて

嗚呼、翠黛の 薫風よ ひと時の 安らぎたれ
嗚呼、夏草の 抱擁に その脚を休ませて

もし明日に戸惑うのなら 歩を止めてその言葉で
確かめ合える仲間と 語り合うのも良いだろう

悩みながら それをなお 乗り越えて 旅人は行く
その瞳に 映るもの 愛でながら 旅は続けり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】翠黛の薫風 <落選>

つきのわさんの『翠黛の薫風』(http://piapro.jp/content/ek0qumzfkmzxsj2b)に歌詞応募させていただきました。

メロディがすごく綺麗で情景はすぐに浮かんだんですが、そこにつける詞がなかなか固まらずに苦労しました。
こんなの初めてだ。。。悔しい(^^;

まだ全体的にみると納得してないので推敲の余地アリです。
たたき台としてひとまずアップです。

イメージは応募要綱にもある通り初夏の山々から吹くさわやかで心地よい風なんですが、物憂げなメロディに疲れた旅人をどうか癒してください、という願いみたいなものを織り込んだつもりです。
そっちの色が濃くてすげーネガティブに聞こえるかも(泣)。
本来、明日に向かう前向き感にしたかったのにな~。

 ⇒ちょこっと推敲(2/13)

閲覧数:202

投稿日:2009/02/13 18:08:49

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント3

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  • つきのP(きつつきのわ

    つきのP(きつつきのわ

    ご意見・ご感想

    友場 洋 様

    選考が遅くなってしまいました;
    この度は、歌詞応募いただきありがとうございました。
    今回は、悩みに悩んだ結果、葉樹さまの歌詞を採用させて
    頂くこととなりましたので、残念ですがご了承願います。
    今後も作詞募集することがあるかと思いますので、
    また機会があればお願いいたします。

    2009/02/23 13:31:35

  • 友場 洋

    友場 洋

    ご意見・ご感想

    どーもご足労いただきありがとうございます(^^)

    ん~。
    腕がないものであんまり強烈に良くは変えられないと思いますが・・・もうちょっと頑張ってみます。
    全体的な流れはこのままで、字数・区切り方・言葉尻の母音あたりを調整したいと思います♪

    2009/02/12 01:33:38

  • つきのP(きつつきのわ

    つきのP(きつつきのわ

    ご意見・ご感想

    >>友場 洋 様
    歌詞応募ありがとうございます。
    旅人が目にしている情景が浮かんできました。
    さらに推敲されるかもとのことで、楽しみにしております。

    2009/02/11 09:49:02

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