純情可憐で無垢、無垢、無垢、
【純情可憐で無垢、無垢、無垢、】
此の世の全ては悪徳欺瞞よ 卑屈の洟が咲く
弱きを優しさ言い換える舌は 舐め合う傷探す
爛れた思いに蠢く蒼い手「私を慰め手」
縋る累々を遍く蹴倒し 舌出し叫ぶの「厭ぁよ!」
孤高の刃を振りかざし
わたしは独りで参りましょう
白いおべべに紅さして
乙女の覚悟を咲かせましょう
荊があれども踏みしだき
芥に傷跡(おはな)を裂かせましょう
嗚呼 絢爛可憐
嗚呼 高邁可憐
嗚呼 傲慢可憐
絶対不可侵のイノセンス
あなたの声など聞きませぬ
お耳に簪挿しましょう
混じって染まるが衆ならば
月の巡りの朱に染まろ
蔓んで咲くのが健気なら
棘を呑みこみ鋼なろ
「愛して、愛して」叫ぶなら
廃して 廃して参りましょう
世界の涯てまで来たならば
跳んで牡丹を咲かせましょう
嗚呼 蟲惑の可憐
嗚呼 孤独の可憐
嗚呼 蟲毒の可憐
絶対不可侵のイノセンス
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