既に終わってしまった空
周りには人影などなくて もう

行く宛もなく 荒野をさ迷い歩いていたの

灰色に染まる 私のこの体
全ての生き物 息絶えて
私だけここで 生きている意味は
どこかにいる君を探すためさ


零れ落ちた赤の滴が
腐った花にそっと染み込んだ

もし出会えたら 届けたい言葉があったはずで

灰色に染まる 思考回路がさ
君を忘れなよと 囁いて
どうすれば君に 出会えるのだろう
伝える言葉さえ忘れそうになる


体を蝕む 灰の病でさ"私以外"皆 息絶えた
どうすれば君に 出会えるのだろう
出会えないことさえ忘れて

灰色が溶かす 思考回路がさ
君の元行こうと 囁いて
小さく頷き 始まりの空が
音もなく連れていってくれる君へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

gray(/不採用)

終わった世界に独り残された少女の話。

灰の病、というのは火山灰的何かが体内に蓄積して死ぬみたいなイメージです。
世界が崩壊していく過程で灰の雨が大量に降り注いだ感じです。

〆切が怪しかったので延ばしてもらえて助かった…。

それではよろしくお願いします。



今回歌詞を応募させていただいたそふぃすと様の素敵曲
http://piapro.jp/content/3t73cutf3wxfx5z8

閲覧数:115

投稿日:2011/03/29 00:06:43

文字数:322文字

カテゴリ:歌詞

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