<歌い出し>
そよ風　草の香り
空の匂い

柔らか　雲　うずくまり
まどろむ夢

<A1>
木陰　寝そべって
木漏れ日を感じてる

太陽　ぬくもりが
指先を温める

きのう　見つけたの
四葉のクローバー

けれど　幸せは
いつでも君のそば

<B1>
君がとなりにいない
うつろが木霊するの

<S1>
降りだすにわか雨に
ただ打たれて

君の手がね恋しくて
見上げた空

<A2>
雨が止んだのに
憂鬱の匂いする

冷えた指先が
木漏れ日に戸惑う

まだね　眠いのと
草の上　丸まって

君の夢を見る
優しい微笑みが

<B2>
薄く目を開けたらね
目の前におっきな虹

<S2>
あの虹の橋渡ろう
君に会いに

赤　黄　青　紫を
そっと踏んで

<C>
そよ風　鳴る竪琴
空の匂い

<S3>
四葉を握り走る
幸せまで

虹の終わり　微笑んで
君がそこに

<アウトロ>
太陽　空　ぬくもり
君のとなり

柔らか　雲　まどろんで
君のとなり


【読み】


そよ　かぜ　くさ　のか　おり
そら　のに　おい

やわ　らか　くも　うずくまり
まど　ろむ　ゆめ

こかげ　ねそ　べ　えて
こもれ　び　を　か　ん　じて　る

たいよ　ぬく　も　りが
ゆびさ　き　を　あ　た　た(める)

きのお　みつ　け　たの
よつば　の　く　ろ　お　ばあ　あ

けれど　しあ　わ　せわ
いつで　も　き　み　の　そば

き　み　が　と　な　り　に　い　ない
う　つ　ろ　が　こ　だ　ま　す　るの

ふり　だす　にわ　かあ　めに
ただ　うた　れて

きみ　のて　がね　こいしくて
みあ　げた　そら

あめが　やん　だ　のに
ゆうう　つ　の　に　お　いす　る

ひえた　ゆび　さ　きが
こもれ　び　に　と　ま　どう

まだね　ねむ　い　のと
くさの　う　え　ま　る　まあ　て

きみの　ゆめ　を　みる
やさし　い　ほ　ほ　え　みが

う　す　く　め　を　あ　け　た　らね
め　の　ま　え　に　お　き　な　にじ

あの　にじ　のは　しわ　たろ
きみ　にあ　いに

あか　きい　あお　むらさきを
そお　とふ　んで

そよ　かぜ　なる　たて　ごと
そら　のに　おい

よつ　ばを　にぎ　りは　しる
しあ　わせ　まで

にじ　のお　わり　ほほえんで
きみ　がそ　こに

たい　よう　そら　ぬく　もり
きみ　のと　なり

やわ　らか　くも　まどろんで
きみ　のと　なり