【VY2V3】やまとしうるはし JAPAN IS BEAUTIFUL【ヤマトタケル】
作詞:倭建命&景行天皇
作曲:のぞみまつき
(↓のテキストは古事記と日本書紀のちゃんぽんで漢字も一部変えてあります)
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尾張に直(ただ)に向へる 尾津の崎なる 一つ松 あせを
一つ松 人にありせば
大刀佩けましを 衣着せましを
一つ松 あせを
やまとは国のまほらま
たたなづく青垣
山こもれる やまとしうるはし
命の全(また)けむ人は
たたみこも平群の山の白樫が
枝を髻華(うず)に挿せ この子
葉を髻華に挿せ その子
愛しけやし我家の方よ
雲居立ち来も
嬢子(おとめ)の床の辺に 我が置きし 剣の大刀 その大刀はや
(現代語訳)
尾張の国にひたむきに立つ 尾津の岬の一本松よ アセヲ
一本松よ お前が人であれば
大刀を佩かせようものを 着物を着させようものを
一本松よ アセヲ
やまとは国々の中で最も良き国
幾重もの青々とした垣根のごとき
山々に囲み抱かれた やまとこそは美しい
若く命に満ちあふれた人は
まこもの葉の敷物を幾重にも重ねたような
平群の山の聖なる樫の木の
枝を髪かざりに挿すがよい さぁ、みなの者よ
葉を髪かざりに挿すがよい さぁ、みなの者よ
ああ、なつかしいわが家のほうから
雲がわき起こり流れ来る
乙女の寝床のそばに 私が置いてきた草薙の剣 ああ、あの大刀よ
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◆“やまとは国のまほらま”から始まる歌(古事記と日本書紀に載ってる国誉めの歌。「思国歌」と書いて「くにしのびうた/くにしぬびうた/くにしのひうた」と読みます)。これにふっと曲が付いたのがそもそもの始まり。
◆“愛しけやし”は、古事記では片歌と呼んで区別していたり、日本書紀ではこれが最初になってたりと構成がだいぶ違います。
◆“命の全けむ人は”も“やまとは国の”のメロディで歌えることに気がつき、その流れで片歌にもメロディがつきました。
◆ そして2013年。どうせならばと、最初と最後の2首にも曲を付けて今度こそ完全版として発表します。
コメント5
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チューハイP
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> hunsaiさん
コメント&ダウンロードありがとうございます。
そのひと言がやる気を起こさせてくれます。
2008/05/11 02:08:44
hunsai
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mp3頂戴いたしました。すばらしい音楽&調教に感服しています(`・ω・´)b
2008/05/09 02:32:37
チューハイP
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古語辞典などみると「まほろば」は「まほらま」の転、ということなので「まほらま」のほうが古い表現らしいですね。詳しくは↓のURLなどを参照してみてください。
http://www.k4.dion.ne.jp/~isshun_y/page4.html
http://www.st.rim.or.jp/~komatsu/yamato.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q132618813
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11136606
まぁ、実際のところは、唄ってみると「まほらま」のほうが美しく感じたのでそっちを選んだってだけなんですけどね。
古文の現代語訳は外国語の日本語訳みたいなもので、訳す人によっていろんな解釈があり、どれが正しいとか間違ってるとかいうことはないと思います。
通釈ではこの歌の作者は景行天皇や倭建命ではなく、当時の名も無き歌人が歌ったものが世に広まり、それを記紀の作者たちが採用したんじゃないかといわれてるみたいですね。
2008/01/02 08:47:19
Jason
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現代語訳は
「倭(今の奈良県)は日本国の中でもっとも素晴らしい場所」
だったと思います。
日本国は山に囲まれた場所ばかりじゃないですしね。
ヤマトタケルが辞世の折に故郷の倭に想いをはせて詠んだ歌かと。
2008/01/02 03:40:24