狂気をまいて踊れ かぐわしき指先
活きる喜びと喪われた悲しみを鍵盤に載せて、語るは陶酔たる幻想郷
凡百の言葉を使わずに語れ、匂いたつままに。
老死なき世の愛憎を。
祈りなく祈れ、もろともが罪袋たちよ。酌み交わそう、至上の情景にともに遊ばん。
永遠という名の一瞬の幻想を、巻いて振りまくあなたこそが。


人をよせつけぬ、天への道をたどる姿はみえず。ただ日輪のなかにあなたの指先が踊る。
おかし、あれかし、されど美し(うまし)
百金の美酒と割れ鐘の罵声。躾なく吐き出されるはするどくとがった氷の刃
悪意の嵐 轟々たる狗の駆声 弱きものを死においやる怒声と無垢なる嗤い。
ねじ伏せるは鍵盤を歩み語る指先の魔術。
罵声の声もうつろに儚く、実を喪い消えて行く、業火に巻き起こる雪片のさま。
沸き起こる賞賛は 無数のサディストたちの屈服を見る。
それは限りなき勝利と栄光、儚くも永遠の陽のきらめき。

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音楽の詩 電影の祭祀

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4579486
ピアノ 『狂気の飛翔幻想響~88鍵盤酷使録』 東方永夜抄全21曲+α

にイマジネーションを受けて、詩を編んでみました。

閲覧数:293

投稿日:2008/09/19 09:43:46

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

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