【冷たく白き朝】

磨りガラスにひたひた 天が雨を降らせ
迫る落日を前に 影満てり
過去に消え去る時よ 水の流れの様に
目醒めて麗しきも 流れ去り

憂いはまだ独り思ふ
鳴るだけの鼓動の様に
風景の真ん中に ひたひたと

虚妄の連なりしは 果敢無き弱き者
知るは水に浮かべり 吾に泣く
憂愁に閉ざされし 其の意味を持つもの
細く窶れた腕で 尚無く

其れは何を見て思ふ?
振りしきる憂いの様に
声は何時か遠くして
知らずに

優しき憂愁を讃え給ふか?
悲しき輪廻に耐えむより

憂いはまだ独り思ふ
鳴るだけの鼓動の様に
風景の真ん中に ひたひたと

冷たく白き朝の痛みは薄荷の様
寂しい空の月よ 消えにけり

過去に消え去る時よ 水の流れの様に
目醒めて麗しきも 流れ去り

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

冷たく白き朝

歌詞です

閲覧数:352

投稿日:2009/01/19 03:42:08

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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