ラメント ニ短調
★初音ミク13作目になるはずだった曲。10分を越えました。歌詞をつけるのは完全に断念しました。ボカロの登場しないボカロ曲になってしまいました。
★ニ短調、４拍子、編成は木管（Flx2 Ob Clx2 Fg）、金管（Hrx4 Tpx2 Tbx3）、弦五部、打楽器はシンバルのみ。またしても無駄に巨大なフルオーケストラになりました。
速度は極めて遅くBPM=50程度。もっと遅くてもいいかも。音符の数は少ないのに１番が終わるのに２分以上かかります。数ある初音ミクの曲の中でも最も遅い曲の一つになったのではないかと。いつもの調性や拍子が不安定な曲ではなく、逆に調性がきっちりした曲になりました。最後は「こときれるように」静かに終わります。
★「ミク13作目になるはずだった曲」と書いたのは曲が重くなりすぎて歌詞が思いつかなかったからです。これから訪れるであろう絶望・孤独、そして生きることへの疲労と諦念を思うといい歌詞がいまいちつけられませんでした。
もう生きることに対し希望なんてありません。「いつやってくるかわからない幸福な未来」を待つより「確実にやってくる辛い明日」が繰り返される日々に疲れました。もう明日なんて来なくてもいい、正直こんな人生早く終わらせたい…そんなことを思いながら曲を作りました。
★感想など頂ければ幸いです。
【'08.11.13】タイトル変えました。
