【鏡音リン・レン】PAPILLON－パピヨン－【未完成】
人が運命に貼りつけられた標本だったとしても、運命が君なら、それで――。
イラストのついでにテスト版としてボーカルのみのをあげました。
ピアプロで連載していた小説を元にしているのですが、小説は「解釈のひとつ」くらいの認識で大丈夫です。
伴奏は天音黒楠様にお願いしました。
イラスト→http://piapro.jp/content/vh7oo7rrqv4hya4k
原作小説第一話→http://piapro.jp/content/rtcaqd87o3kjxcwy
伴奏→http://piapro.jp/content/ov2cvlgukfqucpjk
＊＊＊ 歌詞 ＊＊＊
駆けていく君の背中 光の中咲く笑顔 僕が入ると世界は歪んで色を変えた
涙でぬりつぶされた君は 僕の手をとり ただただ走り出した 闇に足をとられながら
たとえ許されなくても 君のそばで生きていたい
どれだけそう願っても 闇は僕をむしばむ
ねぇ 「離したくない」だけじゃ弱すぎるから もっともっとつないでよ抱きしめてよ
運命さえきしむほど
あふれていた幸せが僕を置いて消えても 君だけは離したくなかった
昨日と同じ明日を望んだだけなのに どうして許されないの？ すべて僕のせいなの？
ねぇ 君が苦しまずにすむのなら つないだ手が君を引きずりこむ
……その前に
君は今どこにいますか？ 変わらぬ空に問いかけた
いくつ季節が廻っても消えない君の笑顔
つないだ手はすりぬけて ひとりここに残された 癒えぬ傷痕かかえ 君はひとりここを去った
「ふたりでひとつ」だなんて嘘だと今は解るよ
私は君の代わりに何も背負えなかった
ねぇ 「傷つけたくない」と幾度くりかえすより つないでよ抱きしめてよ
闇も入り込めぬほど
降りそそぐ光の中駆け抜けたあの日々を 君もまだ覚えていますか？
つないでいた小さな手が戸惑うほど変わっても 私たちは家族だよ でもそれが一番つらいよ
ねぇ 君が今となりにいないなら光の楽園も意味ないのに
……どうして？
君は今 どこにいますか……
たとえ許されなくても 僕ひとりが消えても 君だけは離したくなかった
でも僕がいるだけで君は泣いてしまうから
君のいない世界で私はどうすればいい？
ねぇ 君と二度と逢えないとしても 僕らはただ生きて大人になる？
……ひとりで
