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「錦の舞 【完全版】」の創作に利用した作品

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御殿にて いざ舞いまするは
黒髪の巫女 紫の衣
御殿にて いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を呑む
月を捕られば 扇が月に
御殿にて いざ舞いまするは
黒髪の巫女 紫の衣
御殿にて いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇...

錦の舞 【完全版】

五月野 鵺

五月野 鵺

ニコニコで、「ロングバージョン」という声があったので、書いてみました。
なんせ、2,3ヶ月も前に書いた詞なので、今になって続きを書くというのは至難の業なのですが…。やってみました。
前半の雰囲気を壊さないように書いたつもりです。
(前半はスズキ様がアレンジなさった詞を使用しています。)

全体の流れを説明するとすれば…、
ある御殿に巫女が呼ばれ、舞を披露するよう仰せ付けられます。
そしてある夜、巫女は御殿の主の前で舞を披露します。
しかし、その巫女は御殿の主を暗殺するためにやってきたのです。
そしてついに、巫女は御殿の主を殺害しようと刀を取り出し斬りかかります。
そのとき、御殿の主は「この幼い巫女に斬られてみようか、逆に殺してしまおうか、それとも…」という考えをめぐらせていたのです。
そして、御殿の主は巫女に斬られました。
当然、御殿の主は斬られようという狂気めいたことを思って。
血飛沫は巫女の美しい顔を赤く染めます。
その血の香に巫女は酔い、ついには狂ってしまいました。
死んだ御殿の主の顔は不気味な、狂気に満ちたような笑みを浮かべていました。
まるで、巫女の心を殺して、満足げに笑っているかのように。


奏でるは~ …サビ
月は錦の~ …Bメロ
闇を従わせ~ …Aメロ