欠けた 月だけが夜の空を照らし
あらゆる 影を妖しくひきたてる

風が 突然吹いて闇に溶けて
旅する 風はもう僕には見えぬ

消えゆく風に君の姿を重ね
足は見えぬ鎖が強く巻き付く

僕はただの 旅をしてる
故郷を 逃げだした根無し草
心だけは 君の中に全部残して


葉先 揺れてる方向に進んで
流れる 雲ははやく僕を急かした

過ぎゆく雲に君の幻影かぶした
重い足の鎖を強く断ち切り

僕はただの 旅をしてる
光を 諦めた世捨て人
心だけは 君のことを全部憶えて


愛に溺れ 愛する君を
傷つける前に旅に出よう
別れ際の 君の唄が
今も空に響いて

僕はただの 旅をしてる
昔を 懐かしむ追憶者
心だけは 君のことを全部求めて

僕はただの 旅をしてる
思い人 傷つける背徳者
心だけは 君のことを全部愛して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

旅人

追憶者(ついおくしゃ)=昔を懐かしむ人
背徳者(はいとくしゃ)=道徳に背く人

最後のサビの「思い人」は字数がきつければ「恋人」などに変えてもいいです

閲覧数:117

投稿日:2009/08/25 05:32:33

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

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