1)
飴色に滲む空を 仰ぎ続けていた
僕は 悴(かじか)む心抱えながら
堆(うずたか)く積もる日々に 爪を突き立てては
ああ また、ただ苦笑(わら)って

飽きた、もう止めだ。呟いて振り出しに
微睡(まどろ)みに溶け出して 消えてしまいたいのに
残る跡はいつでも僕を苦しめるから その手を離して

いつの間にか
微笑むことも 泣き叫ぶことも
出来なくなってさ ありふれた日々を
鈍く光る 三等星に願いを乗せた
僕だけがこの描かれた軌跡を 歩き続けてる


2)
掻きむしった傷痕 そっと撫でるように
君は 「大丈夫」なんて
きっと 今見たことも全部無かったことにして
君はまた笑うんだろう


傷ついて、傷つけちゃって、また泣いて
いつの日も もつれては歩を止めて
沈む夕暮れに手を振れば いつか愛した頃の
君の面影を また浮かべ、掻き消した


(間奏)


「変わらないよ、流れ行く時も、過ぎ行く日々も。
荷物は増えていくけど。
君が土に還ったって、淡い泡と明日消えたって構わない」
そう笑んで 君は歩き出した


微笑むことも 泣き叫ぶことも
出来なくなってた ありふれた日々を
少しずつ 取り戻した確かな希望は
先を歩く君の背中にはまだ 追いつけなくても



■平仮名ver

1)
あめいーろにーにじむそらを あおぎーつづーけていーた
ぼくーはあー かじーかむ こころかかえながら
うずたーかく つもーるひびに つめを つきーたてては
ああ またー ただ わーらって

あーきた、もーう やめだ つぶやいて ふりーだしに
まどろみーに とーけだして きえてしまーいたーいのに
のこるーあとは いつでもぼくをくるーしめーるーから
そーーのてーをはーーなして

いーつーのまにか
ほほえむこーとも なきさけぶこーとも
でーきなく なってさ ありふれたーひーびを
にぶくひかーる さんとうせいーにねがーいーをーのーせた
ぼくだけがこのえがかれたきーせきを あるきつーづけーてるー


2)
かきむーしいった きずあと そっとなでーるようーに
きみーはあー 「だいじょーうぶー」 なーんて
きっと いまーみたことーもぜんーぶなかったことにして
きみはまたー わらうーんだーろう

きずついて、きずつーけちゃって、まーたなーいてー
いつのひも もつれては ほーをとーめてー
しずむ ゆうぐれに てをふれば いーつーかーあいーしたーころの
きーーみのおもーかーげーを またうーーかべかーきーけーしーたー


(間奏)


「かわらなーいよ、ながれゆくとーきも、すーぎゆくー ひーびも。
にもー つはふえていくけど。
きみがつちーにかえったって、あわいあわとあすきえーたってかまわない」
そうえー んで き み は あるきだしたーー

いーつーのまにか
ほほえむこーとも なきさけぶこーとも
でーきなく なってた ありふれたーひーびを
すこしずつー とりもどしたーたしかーなーきーぼうは
さきをゆくきみのせなーかにーはまだ おいつけえなーくてもー

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

足跡(仮)

はじめまして。佐々原と申します。
パワーコードPの「足跡(仮)」に詞をつけさせて頂きました。

あまり足跡という感じにはなりませんでしたが……。どちらかというと「道」?
後、音数を変えてしまったところが結構あります……すみません(´・ω・`)

※訂正するかもしれません。


■イメージ
時は夕暮れです。

いつも一緒だった「君」に次第に置いていかれるように感じる「僕」。
諦めと、苛立ち、「君」への嫉妬の感情が募ります。
優しい君の言葉さえも今は煩わしい物に聴こえてしまう。
昔はあんなに好きだったのに、何故今はこんなにも憎いのか。
所詮誰かに決められた道を歩いていくしかないのだろうか。

そんな時の「君」の言葉。
「私は変わらないよ。進んで行く度に荷物(様々な思いでや経験)は増えていくけれど。
君が消えてしまっても私は迷わず進むよ」

その言葉を聞いて。今からでも遅くない。
思いを叶える為に「僕」も「君」の後を追いかけていきます。

閲覧数:102

投稿日:2009/12/18 21:54:43

文字数:1,272文字

カテゴリ:歌詞

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