砂となる身体
降り注ぐのは陽射し
蒼く高い空が

罪という重さ
罰という烙印が
酷く強く痛む心

泣きたいのに涙涸れ尽きて
掠れた声が風に消えるだけ
恋しいのはあなたじゃなくて
優しく突き刺すその眼の光り

東風はやがて
雨を連れ訪れる
すべて覆う雲が

間違いと微熱
現実が生む結果
歪みくねり傷む胸

逢いたいのに此処に埋もれて
渇いた身体何処にも行けない
愛しいのはあなたじゃなくて
柔らかく触れたその指の温度

何もかもがもう懐かしい事象
崩れ落ちる夢に溺れて
灼けついた喉呼吸さえ出来ずに

零れる最後のひと雫

泣き出す空哀しみ流して
渇く心を潤い充たして
「恋しいのは、あなたじゃなくて」
なんて強がりをまた繰り返す

呪文の様にその名前を呼ぶ
噎せ返るほど何度も何度も
愛しいのは、あなたのすべて
今は届かない遠い幻

ライセンス

渇く掌

サカノウエ

気力が体力を奪ってどんどん動けなくなる。
失ったものの大きさ、重さ、大切さを初めて知った。
何もない私は強がりを繰り返す。心が潰れないように。
どれだけ強い陽射しに灼かれても、また…

あなたのことを考えている。

そんな感じです。激しく尚且つしっとり系。
今は冬なのに詞の背景が真夏ですがどうぞよろしくです。

前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

投稿日：2008/12/22 05:03:57

文字数：393文字

カテゴリ：歌詞

コメント2
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ご意見・ご感想

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サカノウエ
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＞桃華なゆたさん
こんばんはです。コメントありがとうございます。
以前から見ていただけていたなんて光栄です！
わわ、そんなに褒められると恐縮しちゃいます…！
でもとても嬉しいです。これからも精進してまいります！
本当にありがとうございました！
2008/12/23 23:18:27
桃華なゆた・灯下箱
ご意見・ご感想
こんばんは！前からサカノウエさんの作品を拝見させていただいてました。
この作品も、ひとつひとつの言葉選びのセンスがよくて、すっごくすきです！
同じ作詞書きとして羨望の眼差ししかないです……。
これからも頑張ってください！
2008/12/23 02:14:13