歩き疲れてひとり
寝転んだ草　暮れなずむ丘
燈りはじめた灯り
故郷はもう　遠く離れたけど

温め過ぎた缶コーヒーを
隣に置いて　見下ろす街
時間をかけて思い出すあの笑顔
優しい温もりには逃げないように
涙こらえた

少し無理して買った
中古のギター　つまずく時は
風に吹かれて散った
懐かしい歌　いつも　口ずさんでた


ほとんど冷めた缶コーヒーを
飲みほして星　見上げた空
孤独に光る君のようになれたら
誰も哀しませず生きていける
そう思ってた

何処までだっていける
自分についた　ありふれた嘘
信じてなんかいない
それでもきっと　嘘を繰り返すんだ


少し無理して買った
中古のギター　爪弾く夜は
大人になれず追った
幼い夢が背中もたれて眠る

歩き始めた頃に
描いた世界　デタラメだけど
旅の途中に出会った
思い出達に嘘をつかないように



※テキスト入力参考用ひらがな歌詞
()部分は１音に2文字を想定している箇所です。

あるきつかれてひとり
ねころんだくさくれなずむおか
ともりはじめたあかり
ふるさとわもおとおくはなれたけど
あたためすぎた(かん)こおひいお
となりおいてみおろすまち
じかんおかけておもいだすあのえがお
やさしぬくもりにわにげないよに
なみだこらえた
すこしむりしてかあた
ちゅうこのぎたあつまずくときわ
かぜにふかれてちいた
なつかしいうたいつもくちずさんでた
ほとんどさめた(かん)こおひいお
のみほしてほしみあげたそら
こどくにひかるきみのよおになれたら
だれもかなしませずいきていける
そおおもおてた
どこまでだあていける
じぶんについたありふれたうそ
しんじてなんかいない
それでもきいとうそおくりかえすんだ
すこしむりしてかあた
ちゅうこのぎたあつまびくよるわ
おとなになれずおおた
おさないゆめがせなかもたれてねむる
あるきはじめたころに
えがいたせかいでたらめだけど
たびのとちゅうにであた
おもいでたちにうそおつかないよおに