干乾びた骨 無様な姿 曝け出してる窓辺の花
白のカーテン 揺られて揺れる 薄く開けた視界の隅
縋る指先 振りほどく手が スイッチ入れた朝のテレビ
「今日は一日、 晴れるでしょう」と ニュースキャスタの愛想笑い

退屈なままごとは 飽きられるだけよ
つまらないの 欲しいのはもっとリアルな夢

あなた 嫌い、嫌い。 伸ばすその手が
ぶちまけた衝動 拾って逃げてく
あたしの 眼、映る全てが
あなたの舌の上 融けていく

Oh , I want you !

街の雑踏 満ちる体温 空に向かって叫ぶスピーカー
手つなぎ踊る 幼い子供 ステップの先 落とし穴
四角い空が 雲の隙間に 息を殺して隠れた昼
追いつけそうな あなたの背中 人に埋もれて消えていった

砂糖漬けのキャラメル
身もとろけそうな 甘い言葉 願うだけ無駄と知ってるから

あなた 嫌い、嫌い。 揺らぐ身体を
その手で捕まえて欲しいだけなの
あたしの 眼、映るあなたは
あたしに見えないもの 見ているの

Are you here now ?

目の前で涙流してみせたって
きっとあなたは気付かないでしょう?
ほんの気まぐれで重ねたその唇が
愛しくなっては繰り返す遊び

絡めた舌を噛み切った


あなた 嫌い、嫌い。 堕ちた笑いが
あたしの心を砕いて食べてる
あなたの 眼、あたしを捉えて
千切れた舌で囁こうとしてる

ああ 夜の闇に 紛れた声 あなたが私にくれた言葉
分からないよ 喉の奥で 蠢くあなたの愛のひとこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

舌切り娘 (仮)

お蔵入り。

実は歌詞初挑戦なのでいろいろ悩みつつ、でも楽しく書けました_〆(。。*)

閲覧数:348

投稿日:2011/01/18 21:21:32

文字数:642文字

カテゴリ:歌詞

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