幼い日　手を引かれ
連れられた　大きな庭園
記憶にはあるのだけれど
今では僕には探せない

妖精が飛び交う園
花の香りを運ぶ風
耳に残る不思議な音色
ロマネロロマネロミニクル
懐かしいあの日の庭園
いつか　見つけられるの


見も知らぬ少女達
僕を呼ぶ　小さな瞳
あの頃は見えていたのに
今では僕には探せない

大人になるための道
何かを忘れてしまった

言葉を話す草花達
蟻の顔した門番も
記憶の中に眠ってる
そう
耳に残る不思議な音色
ロマネロロマネロミニクル
懐かしいあの日の庭園
いつかまた　見つけられるの



おさないひ　てをひかれ
つれられた　おおきなていえん
きおくにはあるのだけれど
いまではぼくにはさがせない

ようせいがとびかうその
はなのかおりをはこぶかぜ
みみにのこるふしぎなねいろ
ロマネロロマネロミニクル
なつかしいあのひのていえん
いつか　みつけられるの


みもしらぬしょうじょたち
ぼくをよぶ　ちいさなひとみ
あのころはみえていたのに
いまではぼくにはさがせない

おとなになるためのみち
なにかをなくしてしまった

ことばをはなすくさばなたち
ありのかおしたもんだんも
きおくのなかにねむっている
そう
みみにのこるふしぎなねいろ
ロマネロロマネロミニクル
なつかしいあのひのていえん
いつかまた　みつけられるの