街では鐘が鳴り終わり 擦れた月も眠る
見下ろす漆黒の世界-ソラ-は 纏わりついて離れず
解き放つ
残像、揺れる君の髪に 雨の臭いが染み込んで
落ちていく
閃光、深く焦がして
告げに行く 終わり-ハジマリ-

運命は進んでいく扉の前に
開かれた戻る事は出来ない事
ボクは叫ぶ-ナク-
わかっている
君の深紅の目醒めまでに

てのひら 誰かの温もり ぼやけた月が消える
見上げる濃紺の虚空-ソラ-は 遠くて 手を伸ばしても
錆付いた
花びら、鼓動振れるまでは
「ここにいるよ」と呟いて
枯れていく
涙も、光る息さえ
告げられた 始まり-オワリ-を

理解する暇さえ与えてくれない
その前に溶け出してたこの身体が
どうして 泣いてたの
音が切る空気 鎮まれと

奪い去る そんな綺麗なものじゃない
穢れた手 差し延べたら 微笑む君
本当は、本当は、あの日みた夢の続き見たい

運命は進んでいく扉の前に
開かれた戻る事は出来ない事
ボクは叫ぶ-ナク-
わかっている
君の深紅の目醒めまでに


====ひらがなver.====

まちでは かねがなりおわり
かすれた つきもねむる
みおろす しっこくのそらは
まとわり ついてはなれず
ときはなつ
ざんぞう ゆれる きみのかみに
あめのにおいがしみこんで
おちていく
せんこう ふかく こがして
つげにいく はじまり

うんめいは すすんでいく とびらのまえに
ひらかれた もどることは できないこと
ぼくはなく わかっている
きみのしんくのめざめまでに

てのひら だれかのぬくもり
ぼやけた つきがきえる
みあげる のうこんのそらは
とおくて てをのばしても
さびついた
はなびら こどう ふれるまでは
ここにいるよとつぶやいて
かれていく
なみだも ひかる いきさえ
つげられた おわりを

りかいする ひまさえ あたえてくれない
そのまえに とけだしてた このからだが
どうして ないてたの
おとがきる くうき しずまれと

うばいさる そんなきれいなものじゃない
けがれたて さしのべたら ほほえむきみ
ほんとうは ほんとうは あのひみた ゆめのつづきみたい

うんめいは すすんでいく とびらのまえに
ひらかれた もどることは できないこと
ぼくはなく わかっている
きみのしんくのめざめまでに

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

深紅ノ目醒

葉の月さんの曲http://piapro.jp/content/28irv52e1prvvwadへの応募用歌詞です!
タイトルの読み方は「シンクノメザメ」そのままでしたw
なんだか当て字が多くてすみません…

「死神が誰かに死を告げにいく」というイメージが
浮かんだのでそのような感じで書いてみました。
黒くて揺るがない死神にも葛藤はある感じがでてたらなぁと…

採用されました!
ニコニコ動画にもUPされてありますので
是非聴いてみてください。

閲覧数:404

投稿日:2010/03/14 14:25:21

文字数:977文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 璃皇

    璃皇

    ご意見・ご感想

    ブクマさせていただきましたmm
    す、素晴らしすぎる歌詞デス!!

    2010/07/24 16:24:58

    • 右人

      右人

      はじめまして^^
      ブックマーク、ご感想ありがとうございます!励みになります!!

      2010/08/09 20:42:58

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