隠す涙より
失くす明日より
何にもできない
無力さが痛い
日々の言葉とか
キミの仕草とか
思い出せるように
せめて刻もう


神様 お願い 叶うなら 安らかに
命が 消えたら ひとつの奇跡を

絶え間なく 過ぎてゆくものが
あっけなく 途絶えてく
とめどなく 願い続けても
この祈り 零れ落ちてく

信じる強さも
認める弱さも
上手くは言えずに
いつも空回り
つないだその手に
交わしたその目に
伝わるものだけ
分かち合った


「誰かの代わりね」 キミは言う 微笑んで
そうだね なんてさ 僕には言えない

悲しみが 過ぎてゆくように
優しさは ここにいて
たとえ今 眠りについても
幸せで ありますように

この切なさから
この愛しさから
すべてつながって
巡り回るなら
日々の言葉とか
キミの仕草とか
思い出す度に
強くなれる


天に召された キミからの 手紙を読む
埋め尽くされた "ありがとう” 文字が滲む
「生きる時間の長さなんて 気にしないで
 最後まで笑えてたならそれでいいの」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Tender Letter

豆腐屋Pの曲に寄せて。
http://piapro.jp/content/o7pwkfelppq36mco

読み方補足:
時間(とき)

・ドナーカードを見ながら泣いてた人を見た。ただそれだけなのです。

閲覧数:129

投稿日:2010/09/27 23:41:57

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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