明けない夜はないと
止まぬ雨はないと
もうどれだけの数の
気休め聞いた?

あなたの胸に
細い糸流しては
手繰り寄せて
返事を待っていたの

退屈しているんじゃない
窒息しそうなだけ
あなたが終止符を打って
この日々に

殺してしまえばいい
この痛みごと
私の心臓
止めて欲しくて

さあすぐ
殺してしまえばいい
何も残らぬよう
私ごと 世界の全て
何もかもを



また夜が明けて行く
再び幕を開ける
味のしない日常
ただ繰り返す

あなたの腕に
幼子のように
縋りついて
救いを求めてたの


私のか細い腕じゃ
粉々に出来ない
歪な形に組み上がった
この世界は

壊してしまえばいい
この日常を
私の瞳に
映る全てを

さあ今
壊してしまえばいい
何も残らぬよう
私ごと 世界の全て
何もかもを



殺して壊して
ばらばらにして欲しい
無数の苦痛や恐怖からの
逃避行

ほらね
殺してしまえばいい
痛みが生まれる前に
私ごと息の根を止めて

さあ今
壊してしまえばいい
この身体を跡形もなく
ばらばらに砕いて欲しい

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

【作詞応募】粉砕エレクトロニカ

 もふてゐさんの楽曲に、キャプションの文章からイメージを膨らませて歌詞を付けたものです。
 何気に最近友人から受けた相談に重なるところがあり、色々と思いながら書かせて頂きました。

 落選しました。激しく後ろ向き過ぎたのが敗因だとは分かりつつ、上記のような理由から残しておきます。

閲覧数:146

投稿日:2010/11/28 23:22:04

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました