(Aメロ)
味気ない空 灰色の道の真ん中
少女は彷徨う 気だるい熱に引きずられて
遠くから香るむせ返るような匂いは
甘い道しるべ 辿る先はお菓子の街

(Bメロ)
明るい着色料の電燈グミ 散りばめて
何万もの 板チョコビルが生えているの!
ケーキの影から 現れたお菓子人間の群れ
飴玉目玉を光らせて 彼らは少女に忍び寄る

(サビ)
「お嬢さん お腹が空いただろう」
夢の世界へようこそ 肺を満たすシュガーパウダー
生クリームをあしらわれ彼女は
少女型の砂糖菓子へと姿を変える

(Aメロ)
べたつく街を 闊歩する少女の身体に
ぺたりぺたりと 街の一部が貼り付いていく
肌を彩る マロングラッセの花びら
足元の罠に 彼女はまだ気付かない 

(Bメロ)
腹を空かせたメレンゲの海が 口を開け
少女と星を 冷たい夜闇で流しこむ
金平糖の 流れ星 無数の棘を剥いて
なめらかな素肌に食い込み 引き裂き貪り尽くした

(Cメロ)
赤い実は熟し 地に堕ちて弾ける
永遠に日の昇らないお菓子箱の底
少女のばら撒いた熱は広がり

また、誰か街に踏み込む

(サビ)
「さあどうぞ 遠慮せず召し上がれ」
ソーダ色を光らせて 微笑む飴玉二つ
溶けて混ざった お菓子の群れは
新たな住人を取り込み 街を広げる

あの子は街に食べられた 「砂糖が足りない」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

お菓子の街

閲覧数:202

投稿日:2009/01/05 09:14:05

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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  • asca1965

    asca1965

    使わせてもらいました


    はじめまして。
    コラボの方にも書きましたが、こちらにも書いておきます^^

    適当に曲付けてみました。
    http://piapro.jp/content/b67in5g0zl8knmgk

    転調、テンポ変更があります
    間奏短めですが、結構長くなりました^^

    2009/01/06 02:42:20

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