優しさに形があるとしたら
どんな形が理想なんだろうと
部屋の片隅 目についた物体に
次々置き換えて考えた
どれも 君のものには 当て嵌まらない
どれが 君のものでも 望めやしない
だって どれも 凶器になり得るんだ
人を傷つけることは嫌うくせに
心配いらないと〈鉄壁の〉笑み浮かべて
君は自分を傷つけるんだ
僕らの柵は残酷過ぎて
いつか君を歪ませるとわかっていた
君の首喰い込む赤い糸は
いっそ妖艶なほど美を醸すけど
右の心臓 律動は早まる
そんな結末見たかないよ
これは 僕の指から 続いてるんだ
これが 君の小指に 絡みついてる
引いて 引かれ 傷痕消えはしない
人を傷つけることは慣れてたから
愛ならいらないと〈冷酷な〉笑み浮かべて
僕はその手を振り払った
僕らの立ち位置は平行線で
決して君を幸せにできないんだ
愛し君よ 糸し君よ
僕と異とし君よ
厭し僕の意図し為の意なんて
居留めなくていいから
人を愛することを教えてくれた
君を忘れないと〈甘美な〉痛み伝える
手首にそっと口づけるんだ
僕らの繋がりは永遠だけど
二度と君と会わないよう願っている
「幸せに」
[読み]
やさしさにかたちがあるとしたら
どんなかたちがりそうなんだろうと
へやのかたすみ めについたぶったいに
つぎつぎおきかえてかんがえた
どれもきみのものにはあてはまらない
どれがきみのものでものぞめやしない
だってどれもきょうきになりうるんだ
ひとをきずつけることはきらうくせに
しんぱいいらないとてっぺきのえみうかべて
きみはじぶんをきずつけるんだ
ぼくらのしがらみはざんこくすぎて
いつかきみをゆがませるとわかってた
きみのくびくいこむあかいいとは
いっそようえんなほどびをかもすけど
みぎのしんぞう りつどうははやまる
そんなけつまつみたかないよ
これはぼくのゆびからつづいてるんだ
これがきみのこゆびにからみついてる
ひいてひかれきずあときえはしない
ひとをきずつけることはなれてたから
あいならいらないとれいこくなえみうかべて
ぼくはそのてをふりはらった
ぼくらのたちいちはへいこうせんで
けしてきみをしあわせにできないんだ
いとしきみよ いとしきみよ
ぼくといとしきみよ
いとしぼくのいとしいのいなんて
いとめなくていいから
ひとをあいすることをおしえてくれた
きみをわすれないと かんびないたみつたえる
てくびにそっとくちづけるんだ
ぼくらのつながりはえいえんだけど
にどときみとあわないようねがっている
しあわせに
コメント1
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ご意見・ご感想
うおだいや
使わせてもらいました
すみません。また、曲つけさせていただきました。
http://piapro.jp/content/f7xegf7nmvhxyl72
詞の世界観を生かせなくて申し訳ありません..
..と、思いつつやってしまいました。
[読み]の方を基準に曲つけました..が
イマイチ聞き取りにくい箇所もあります..ゴメンナサイ
それにしても、ここに出てくる 「僕」は大人ですね...
自分は歳はとっても、精神年齢はいつまでも 中学2年生(ちゅうに)です。
なので、こんな対応 絶対できませんね
ではでは...
2009/10/05 21:26:14