【A】
ひとり小石蹴った
からっぽ鞄 背負って
口笛 けんけんぱ 空にこだます

【B】
自転車 僕 追い越し 暗がりに溶けてった
回る車輪 カラカラ 響く胸の奥

【S】
風が呼んでいる 優しいあの町で
誰が待っているのか
わからないけれど


【A】
「じゃあね」「また明日ね」
ひとり ふたりと 帰って
僕だけさびしんぼ 夕陽 影踏み

【B】
茜空を横切る 蒼い鴉の群れが
どこまでも鮮やかで 世界が滲んだ

【S】
口ずさむメロディだけが友達で
僕の心にそっと 寄り添ってくれた


【B】
そうだこの曲 僕が生まれた日に初めて
受け取った贈り物 刻む3拍子

【S】
母のゆりかごに ゆらり抱かれた
日々はもう色あせて 涙ぽろり ぽろり

【S】
誰かくれないか あの温もりを
ひとりで眠れるように
風の声と 鳥の声が そっとつむぐ唄

--------キ---------リ-----(かな)-----ト---------リ--------

※曲のリズムに合わせて、言葉を区切っておりますので
大変、読みにくい記載となってしまっております。
ご容赦いただければ幸いです。

※2文字を1音にまとめている部分は
( )で括らせていただいております。


【A】
ひとりー こいーしーけーっーた
からーっぽかばーんーせーおってー
くーちぶーえーけんけんぱ そらにーこーだーまーすー

【B】
じてんしゃーぼくーおいこしー
くらがーりーにーとーけてくよー
まわるしゃーりんーからからー ひびくーむーねのおくー

【S】
かぜがーよんでいるー やさ(しい)ーあのまーちーでー
だれがーまーっているーのーか
わからーないけーれーどー


【A】
じゃあねーまたーあーしーたーね
ひとりーふたりーとーかーえってー
ぼーくだーけーさびしんぼ ゆうひーかーげーふーみー

【B】
あかねぞーらをーよこぎるー
あおいーかーらーすーのむれがー
どこまでーもあーざやかでー せかいーがーにじんだー

【S】
くちずーさむめろでぃー だけがーともだーちーでー
ぼくのーここーろにそーっーと よりそーってくーれーたー


【B】
そうだこーのきょーくぼくがー
うまれーたーひーにーはじめてー
うけとーったおーくりものー きざむーさーんびょうしー

【S】
ははのーゆりかごにー ゆらりーいだかーれーたー
ひびはーもうーいろあーせーて なみだーぽろりーぽろりー

【S】
だれかーくれないかー あのぬーくーもーりーをー
ひとりーでねーむれるー(よう)ーに
かぜのーこえとー とりのーこえがー
そっとーつむぐーうーたー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

風のララバイ

http://piapro.jp/content/f6cs9mt5zs0qe7qo
上記の、氷石彩亜様の曲を拝聴し、制作させていただきました。

こちらの曲を聞くうちに、頭の中に広がった
「夕焼け空に溶ける口笛」「帰り道に響く自転車のベル」
のイメージを歌詞の中に織り込みました。

このような機会をくださり、
また、懐かしく胸に響く曲を生み出してくださいました
氷石彩亜様に、心からの感謝を込めて。

※4/28追記
氷石彩亜様の選考結果を拝見し、当方の歌詞が落選したことが判明しました。
こちらの曲は、すでに歌詞つきver.がアップされていますが
今後、合唱(トリプルボーカル)ver.もアップされる予定とか……。
ぜひ皆様にも聞いていただきたい1曲です。

閲覧数:224

投稿日:2010/05/19 02:32:28

文字数:1,103文字

カテゴリ:歌詞

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