真っ白のノート　新品のペンで　久しぶりと　書き始める
書くことは慣れて　ないからまっすぐな　気持ちを書いて入れた
今だ　未熟な　この翼で
君のところへと　手紙届けよう
モノクロツバサ　駆けるその音は　まだ遠く
僕の心　伝えるため　羽ばたく
大空の下

一瞬の不安　雨雲のように　心の中　広がってく
真っ黒のインク　絵空に染み渡る　一人進む夜に
だけど　かかえた　この手紙が
僕の勇気へと　なってくれるんだ
モノクロツバサ　はぜるその記憶　まだ若い
愛の言葉　伝えるため　飛び行く
大雨の中

誰かがくれた　透明な傘を　この手でさそうよ
無色の世界観　ひとつ　うまれた
一色の絵の具が　ふたつ　こぼれた

モノクロツバサ　滲むその航路　指し示す
キオクカケラ　届けるため　耐え抜く
果ての見えぬ　この　旅路を

モノクロツバサ　進むその果てに　見えたのは
虹が架かる　二人の道　色づく
スタートライン



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まっしろののーと　しんぴんのぺんで　ひさしぶりと　かきはじめる
かくことはなれて　ないからまっすぐな　きもちをかいていれた
いまだ　みじゅくな　このつばさで
きみのところへと　てがみとどけよう
ものくろつばさ　かけるそのおとは　まだとおく
ぼくのこころ　つたえるため　はばたく
おおぞらのした

いっしゅんのふあん　あまぐものように　こころのなか　ひろがってく
まっくろのいんく　えそらにしみわたる　ひとりですすむよるに
だけど　かかえた　このてがみが
ぼくのゆうきへと　なってくれるんだ
ものくろつばさ　はぜるそのきおく　まだわかい
あいのことば　つたえるため　とびゆく
おおあめのなか

だれかがくれた　とうめいなかさを　このてでさそうよ
むしょくのせかいかん　ひとつ　うまれた
いっしょくのえのぐが　ふたつ　こぼれた

ものくろつばさ　にじむそのこうろ　さししめす
きおくかけら　とどけるため　たえぬく
はてのみえぬ　この　こうろを

ものくろつばさ　すすむそのはてに　みえたのは
にじがかかる　ふたりのみち　いろづく
すたーとらいん



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片思いの物語です
ラブレターを届けるストーリー
慣れない言葉で自分の思いを伝えようとする
一つの不安が心の中に広がっていく
その不安は時を重ねるごとに増大し、世界を包み始める
誰かがくれた励まし
それが傘となってプレッシャーの雨を払いのけてくれる
色づいた未来への架け橋をきづいてくれる