午前九時 チャイムが鳴って
授業が始まる
あたしの隣の席のキミはまっすぐに
センセイの書いた数式を見据えている

ご指名されました
ナニコレ? 解りません!! どうしよう!?
机を叩くキミ 答えを教えてくれた

数式が導く あたしの恋の方程式
難しくて すごくウキウキするの
「恋は落ちるもの」だって 誰かが言っていた
それは 誰にでも当てはまる
まさに「公式」

午後五時 チャイムが鳴って
一日が終わる
月曜日から キミと担当の週番 
心の中で ガッツポーズのあたし
キミはと言えば 眠そうにあくび

いつもならば 面倒に思う仕事でも
キミが一緒だと思うと 心が弾むの
フシギね

カバン背負った背中を 追いかけて
声をかける 振り向くキミに
笑顔で「ありがとう」

少し照れた様子で 笑い返してくる
キミに また導かれる
新しい「方程式」

この数式 解き明かす鍵は
きっと あたしだけが持っている「関数」

ドキドキしてる「連立方程式」 解くのは
あたしが胸に抱いてるこのキモチを
素直にキミに伝えること
望みなんて見えないけど

一か八かやるっきゃない!!

そう 答えなんていつも手探りだもん
やってみるよ 間違っても後悔しない

「だ い す き」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

数学的恋愛~Mathematic love~

ことのP様の素敵な曲の歌詞募集に参加いたしましたものです。

イントロのチャイムとガールズポップから恋する学生のイメージで書かせて頂きました。

ほんの何気ないことで好きになって、ときめいている気持ちを描いてみました。

※ことのP様がどのボカロをお使いになるのか、現段階(7/29現在)で不明でしたのでイメージのキャラクターを暫定的に初音ミクにしました。もし間違っていましたら、ご連絡いただけますと幸いです。

閲覧数:234

投稿日:2010/07/29 02:23:24

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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