katabyの投稿作品一覧
-
幼き日の夢 ふと思い出した
欠片となったそれは 胸の中で光る
まるでたんぽぽの綿毛のようだね
夢を探した日々が 僕らを咲かせている
そううまくはいかないねと
かさばった気持ちを全部
吐息に詰め込んで
綿毛を飛ばそう
さよなら 幼き夢
いつかまた 花開きますように...たんぽぽの魔法
-
きれいな思い出を 強く抱きしめている
色あせた僕らの瞳 幼き日と同じ空を見ているの
青と白の絵具 それさえあれば
どんなに心褪せても 空は描けるから
いつか 僕ら 大人に変わっても
白い鳥になって 君を探しに行くから
どうか君のままで
ほら 見える? 赤青 朝焼け
飾らなくてもいい 代り映えしなく...モノトーン
-
「世界の果ては虹色」
自分の心 分からなくて 瞳閉じてみたら
瞼の裏 溶けるような 宇宙が広がっていた
君の声が 夜空の中 星座のように光って
水晶体と 風船のような 僕の心を満たしていく
浮かび上がってくように 声が聞こえる方へ
空超えて 雲を背に 走って行く
揺りかごのような 当たり前の日々が
...世界の果ては虹色
-
溢れだした この思いは
砂となって 零れてった
名もない花の 種が一つ
砂上に落ちて 涙と混ざった
朝の陽射しの中 花が咲いた
切なさと寂しさが 幾重にも重なった花びら
一つずつ、一つずつ 好き嫌い、好き嫌いと
破り捨てた
何度でも、何度でも また思い出してしまうよ
舞い落ちた花びらが 風に吹かれ、...勿忘草の花占い
-
「白羽のちょうちょ」
気まぐれな風に乗って 旅をしてた白い羽に
魔法使いがささやいた 「風の魔法をあげよう」
「色とりどりの世界の中 あなただけの空路を歩めるように」
僕は一人放り出された 七色の花咲く世界へ
そんな中で 僕と同じ白い君を見つけだした
ゆく当てもないこんな僕には こんな魔法は身に余る...白羽のちょうちょ
-
君の力が 必要さ ひと巻きしたら 動き出す
繰り返す日々に 佇む私は
秒針しか動かない 見掛け倒しの掛け時計さ
60秒で一周 くるくる空回り
変わらない景色さえいつしか嫌いになって
また一周 もう一周 明日への行き方を探してる
君の力が 必要だ
ゼンマイ時計 ひと巻きしてみたら
奏でる 懐かしい音色...ゼンマイ時計
-
月蝕の帰り道
規則正しく 並ぶ街灯
二人並んで 歩く僕ら
ダイオードの光 白く青く
僕らを照らし 影法師 伸び縮み
いつもの 歩道橋で
いつものように 別れを告げる
そこから見える 殺風景が
好きだった
ずっと 忘れられない笑顔が...月蝕の帰り道
-
「波打ち際、一輪の花」
ある日の朝 君からのメール 目を覚ます
飾り気のない 淡白なメール
「波打ち際で 待ち合わせしよう」
少し前から 知っていた話 引っ越しの話
この季節が 君と僕との 最後の季節
波打ち際に佇む君の姿 すぐにわかったよ
朝焼け色の中 君は きれいな茜色
「おはよう」「おはよう」...波打ち際、一輪の花 歌詞
-
透明なカレンダー
何もすることがない ただの日
夜明け前に 目を覚ました
また眠るのが もったいなくて
月明り照らす 道を歩いた
何もすることがない ただの日
星空が見える 橋の下
もしも君と 出会えたなら
それはとても 素敵なことだね
なんて 妄想をしてる間に...透明なカレンダー 歌詞
-
月食の帰り道
規則正しく 並ぶ街灯
二人並んで 歩く僕ら
ダイオードの光 白く青く
僕らを照らし 影法師伸び縮み
いつもの 歩道橋で
いつものように 別れを告げる
そこから見える 殺風景が
好きだった
ずっと 忘れられない笑顔が...月食の帰り道 歌詞
-
夕焼けに途中下車
車窓から見える夕焼け
心ゆらして 途中下車をしたんだ
ゆらゆら ゆらゆら
揺れる夕日の 赤が深くなる
ゆらゆら ゆらゆら
揺れる気持ちの 終点はどこ?
何度も そう何度でも
僕はここにきては 思い馳せた
不器用で 遠回りする僕は...夕焼けに途中下車
-
紙飛行機の放浪記
白紙を見つめるように さまよっていた
紙飛行機のように 風に流された
飛んでいった先に あなたがいた
胸が少しだけ 熱くなった
大切なこと 沢山知った
真っ白だったノートも 絵空事色づいて
ささやかな空の魔法 朧げに口ずさむ
少し体重いけど ...風が吹いて
高く高くどこまでも 上...紙飛行機の放浪記 歌詞
-
向日葵と閑古鳥
ひとけない街道で 今日も木々と戯れる
僕はひとり 寂しい閑古鳥
木漏れ日をかいくぐって 青空へ飛び立つ
ああ 暇だから 少し遠いとこまで
飛んで 飛んで いこう
まっすぐな笑顔を 見つけた
例えるなら そう 向日葵
夕日に照らされた 横顔
ああ 好きだった...向日葵と閑古鳥
-
虹の道標
今もまだ覚えている あの日見た海辺の虹を
航路はひとそれぞれ 永遠に交わらないとしても
きっと 同じ道しるべを胸に秘めてる
今いる場所が愛おしいけど
その思い出を帆(セール)にしよう
あの虹まで Tomorrow is another day.
今もまだ探している 君と見た海辺の虹を
僕ら...虹の道標 歌詞
-
霧雨の子守歌
君と別れた日も こんな雨だったっけ
ああ なんだか 眠くなっちゃうな
窓に張り付く雨が 子守歌のようで
大丈夫 どんなに辛いことだって
目が覚めれば夢とともに忘れてく
・・・本当さ
ねえ、どうして 夢のことなんて
すぐ忘れて しまうのに
君が笑って 僕に残した...霧雨の子守歌 歌詞
-
淡雪色の花
その笑顔が 眩しくて
目をそらした 淡雪の日
「どうしたの?」と 笑う君と
オレンジの空を 二人眺めていた
冷えた手が 君の手が そっと触れた
こんなにも やさしくて 暖かい
君がくれた 思い出は 淡雪色の花
今も残っている 二人分の 白い息
今も思い出す 幼き日の 青い足跡を...淡雪色の花 歌詞
-
流れ星と夢旅行
願いをかなえる力なんてない
だから 探しに行こう
さあ 目を閉じて
私と 旅に出よう
ここは 君の夢の中
強く 願えば飛べるさ
さあ 目を開けて
今 飛び立とう
見慣れた世界 青い空...流れ星と夢旅行 歌詞