タグ：ナクモ

揺れる街灯 影が伸びる
暮れる藍空 影が交じる
いずれ消えゆく 雪が降る
大事に大事に 息を吐く
君には、君には、君にはあるのか？
僕にも、僕にも、僕にもあるかな？
約束の錠 一瞥して
ありのままを 僕は見たい
淡い新雪 影を照らす
浮かぶ吐息が 影を暈す...

味気ない月夜
寒々しく
空に開いた穴に
君を探す
幾つも幾つも
時は過ぎて
思いはサラサラ
過去に流る
振り返って見えたもの
君を想った月日の軌跡...

それを恋と言うには未だ青過ぎて
始まるロマンス　リンゴの香り

いつものバス停の朝陽
変わらない日々は退屈で愛しくて
何時までも続くと思ってたら

風が　tatara
駆け抜けたから
始まったな...

弾けろポップソング
響けセカイへ
君の前にたち塞いだ
壁を越えて
奏ろもっと
駆けろミライへ
遙か先の先の先の明日も
きっと wow 色付いて yeah!
奏でるよ pop song
僕らの夢 期待 未来 その先へ...

あっそういうのってもう　
オワコンです　　
共同体切り取っていこう
あっそういうのってもう
ディスコンです
感情もいらないでしょう　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あっそういうのってもう
心身症です
治療した思考が抵抗
あっそういうのってもう...

ここが最大公約数　
ずれてゆくユニット
無理やりに揃えて
誤魔化して　繕った
感情が溢れそう
これが最大公約数
悲しくったて
分け合った現在が定数さ
手を振って去りましょう
憎みあわずに済むうちに...

こんな風に歩いていたな
1年前と同じ日付
プレゼントはコートの中に
暖かな気持ち抱きしめるように
見慣れた街並みが輝き
灯が窓に溢れてる
愛しい君の
笑顔が
曇らぬように
急いで行くから...

オレンジ色の雲が流れ過ぎる
置き忘れた
エンドロール　ただ
この胸に寄る　さざ波の様な記憶が
古い約束連れてくる
夕顔風に揺れる浜辺までの小径を
飽きることなく　話し歩こう
名づけようも無い日々を
過行く夏の背中に　預けて
名づけようも無い日々を...

二人はこの街から帰れない
生臭い愛の歌流れる
タバコの煙に巻かれながら
此処ではないどこかへ行こう
二人は歩いてる
何も持たずに
明日を信じる言葉も
投げ捨てて
永遠など信じられなくて
二人は現在を歌う...

忘れてゆく　失くしてゆく
鼓動止めぬ乾いた心に
鈍く光る　少年の日
今も隅に置いたままで
路地裏駆け抜け急ぐ
あやふやな約束を抱え
価値などなくても
意味などなくても
愛しき素晴らしき日々よ
通り過ぎる　乾いた風...

私が君の前から
居なくなってから
何年になるのでしょう
あの頃夢に思いを馳せ
一緒に叶えようって
約束をしたよね
けれど私は君の側に
居られなくなってしまった
伝えようとしたって
届きはしないんだろうな...

懐かしく焦がすは　木槿色の香り
水無月色の空　遣らずの雨
消えそうに褪せてく黎明の記憶は
一欠片をこの手に　砕け散って
響く樹齢の音と幾千の光
唸る雷鳴と風　跳ね上がる鼓動
竦むこの身をただ時に任せ
叫ぶ声はいつか届け
さあ舞い上がれ焔をまとい　
枯れたあの心に火をつけておくれ...