タグ：飴栗鼠

重い荷物を抱えて
なれない靴を履いて
可愛くおめかしもして
いつもの道を歩く
変わってゆく景色が
見えないから、眠れない？
暗闇に目を閉じたら
鮮やかな夢を見る
知らない道、知らない場所
地図を片手に探してみる...

眠ると、朝がやってくる
それは当たり前のこと
そしたら、君はいなくなる
そんな分かりきったこと
こないだ、言ってた話なら
もう忘れちゃったよ
さよなら、朝がやってくる
そんな分かりきったことなんてさ
今朝、机の上の置き手紙に
ぬるくなったコーヒーが染み込んでいく...

重い木の扉を押して
先の見えぬ闇を抜けて
香る甘さに誘われ
辿り着いた目の前の本棚
遠い夢の国目指して
道も見えず歩きもせず
騒ぐ心を押さえ付け
迷い込んだ手の内も明かせずに
ただ、ひとりきりの夜の向こう　光に吸いこまれて
「まだ、あきらめたくないよ」　願うだけなら今...

ケタケタクスクス笑う声がする
どこから？どこから？ドアを開けて
ドタバタドタバタ君の元へと
今から今から会いに行く
ほらほらお祭り騒ぎだ
湖の女神も微笑んでる
あなたがくれるのはお菓子ですか？
それともこっちの悪戯ですか？
優しい笑顔に騙されないで私はお菓子を差し出した
かぼちゃの馬車に乗って急ぐん...

いつだったかな 君に恋をしたのは
それは とても小さなきっかけで 大きく心動かした
好きだったけど 君に伝えられなかったの
それは とても大きな気持ちで 小さな勇気出せなかった
何度も何度も繰り返し 伝えようとしたけど
手紙もメールも書いては消して わけ分かんなくなっちゃって
君が好きって 愛してる...