ブクマつながり
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1月30日
今日は私の誕生日
友達が祝ってくれるって言ってくれたけれども…
久しぶりにあの人に会ってみたくて
≪Reencounter≫
昼間の各駅停車の車両はやけに空いている
少し早すぎたかな
別に急行でも行けるけど、このドキドキを隠したくて
時計はまだ11:43
待ち合わせまで一時間以上ある...【超遅刻】 Reencounter 【がくルカ】
ayumin
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12月24日。
街中が白い魔法に包まれる日。
街を歩く人々が、思い思いの感情を胸にその日を祝う。
息を吐けばそれは朝でも夜でも白く舞い上がり、小さく小さく分散されて静かに空中に消えていく。
ふわふわと舞い降りる粉雪は太陽の光で反射してきらきら光り、掴もうとすれば儚く溶けてしまう。
例え街でどんな事件...【がくルカ】前夜祭に抱えし夢は【舞台裏】
ゆるりー
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日常生活ってなんだっけ?
私たちが過ごす、当たり前のような毎日のこと?
じゃあ、私の日常って何?
私の空洞を埋めるものはどこ?
誰か。
私の日常を説明して。
私が私であることを証明して。
崩れる?
日常が?平和が?人格が?
それとも私自身なら、もうとっくの昔に崩れている。...【ミク・リリィ誕】Pygmalion Complex
ゆるりー
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今日は日曜日。
某国民的アニメを見て、「あぁ、明日学校(仕事)行きたくないなー」と思う日のことである。
絶賛春休み中の私には関係のないことだが、勉強だけは毎日しなければならない。
学生って忙しいよね。
世間ではこの人の誕生日だ感謝の日だ、とやたら忙しい。
いや、毎日誰かの誕生日ではあるが。
とくに今...White happiness --前編-- 【かなりあ荘】
ゆるりー
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「はーいじゃあ休憩!」
5月23日。
撮影で張り詰めていた空気が一気に和らぐ。
その場に座り込みたいけど生憎今は衣装(しかも制服)、汚れたりしてはいけないので立ちっぱなしである。
「ふう」
持参した水筒を手に取る。
ちなみに中身は麦茶。
暑い時期に飲むのがすごい好き。
現在、一番長いシリーズの撮影中...【がくルカ】Segreto
ゆるりー
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受験。
それは全ての人間が、一回り成長するために欠かせない関門。
今この世に働くすべての社会人は、一度なり二度なりこの関門を潜り抜けてきた者たちだ。
そして今も、数多の小・中・高・大学生が受験に挑むために、勉強で力を蓄えている。
だがその受験、本当に自分の糧になっているのか?
ちょっと手詰まった時、...dogとどっぐとヴォカロ町! Part9-1~戦う者たちとTurndog~
Turndog~ターンドッグ~
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徐々に暑さが遠のく九月下旬。
お客の少ないこの頃、ネルは特に依頼もないのに俺の部屋に入りびたりである。
「……暇ー……」
「本店の方は大丈夫なのか?」
「お客さん少ないのよこの時期って……ほら、ちょうど学生は新学期だったり、受験生は追い込みはじめだったり、社会人だっていろいろ忙しくなるじゃない? だ...dogとどっぐとヴォカロ町!~改造専門店ネルネル・ネルネ出張版⑩~
Turndog~ターンドッグ~
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9月9日。
夏休みもとうの昔に終わり、全生徒(全国民?)が憂鬱な平日。
スイカも夏野菜も枝豆も美味しい季節が終わり、私はしょぼんとしながら時期が終わる枝豆をもぐもぐ食べる。ああでも枝豆本当美味しいもう幸せ。
学生は夏休みの課題(残り)をヒイヒイ言いながらやったり徹夜したり最早開き直って一切やらずに先...【かなりあ荘】秋風
ゆるりー
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《with あゆみんさん》
「ハロー!ゆるりーさん!」
すぅさんとちずさんがこたつから出て行き、読書をしていた私。
ちょうどちずさんから借りていた本が読み終わったので返しに行き、そこでごたごたに巻き込まれ。
なんやかんやあって、リビングへ戻ってこたつむりをしていた私に、あゆみんさんが声をかけた。
「...White happiness --後編-- 【かなりあ荘】
ゆるりー
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「あー楽しかった!」
久しぶりに休みがとれたある日の帰り道、私は友達と話していた。
「いやあカラオケなんて数年ぶりだったからすっごい楽しかった!」
「それはよかった」
「でもルカちゃん、あんな歌も歌うんだね?なんだか意外だなあ」
「そう?割といろいろ聞くからさ」
彼女が言っているのはおそらく、私が選...「Both sides」
ゆるりー
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ねえ先生、知っていますか。
どんな人間にも守りたい存在があるんです。
それは形のあるものとは限らないんです。
例えば色褪せた思い出。
目を閉じればいつでも大切な人に会えるんです。
でもそうすると、少しだけ寂しくなります。
やっぱり会いたいんです。
私にとっての守りたい存在。
私はあの時、それを伝えら...【がくルカ】Liar
ゆるりー
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彼の冷たい一言は、曖昧だった私の心を引き裂いた。
その言葉に昔のような温かさは少しも含まれていないのだと気づくのに数秒かかった。
何をしても楽しくない。
何をされようが上の空で返事をする。
時間の感覚さえもが曖昧で、もうどうでもいいやと投げやりになっていた毎日。
その理由を自分なりに結論付けたのはつ...【カイメイ】Distance【Ⅰ】
ゆるりー
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日を重ねるごとにわからなくなる。
年月が流れるほどに理解ができなくなる。
こんな感情が存在する、その理由に。
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彼女に出会って、考え方が変わった。
同年代の人間とまとめられて、「いいから先生の言うことを聞きなさい」と馬鹿げた常識と知識を詰め込まれた、あの学校という空間が大嫌いだった。...Memoria --『Fantasia』--
ゆるりー
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嘘つき。
約束したのに。
どうして。
あなたは、……。
瑠花様へ
あなた様がこれを読んでいるときには、私はもうお傍にはいないことでしょう。
あなた様は私がいなくなったことを気にしておられないかもしれない。ですがどうして私がこの家を離れたか、それだけはどうしてもお伝えしたいのです。身勝手は承知の上...【がっくん誕】約束の地
ゆるりー
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「僕は、あなたが好きです」
二十六年も生きていれば、それなりに恋もする。
オトコなんて結局素直で可愛いバカなオンナを演じてる女が好きで、「好き」とか「愛してる」とかそんなの信じるに足らない甘言で、今更誰にそんなことを言われたって心は動かないと思っていた。
なのに、あまりに真剣な彼の瞳を見つめ返したら...【カイメイ】明日への扉
キョン子
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“trick or treat”
お菓子か悪戯か。
最初にその言葉を聞いたのはいつだっただろうか。
私にその言葉を教えてくれたのは誰だっただろうか。
今でこそよく聞くけど、当時の私には縁がなかったその言葉は、子どもの心をワクワクした気持ちで埋めるには十分で。
いつしか単純に繰り返されるようになった退...【がくルカ】Jackは甘き夢を見る【ハロウィン】
ゆるりー
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いつから自覚していた?
自分が他人と同じだと。
自分は普通だと、なぜそう信じていた?
どこから狂い始めた?
人生の選択は。
自分は他人と何ら変わりはない。
その主張が間違っていると気づいたとき、自分はとても愚かだったろう。
人を助けることは善いことで。
人を見捨てるのは悪いこと。
人を生かして希望を...Memoria --『Preludio』--
ゆるりー
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理解できない何かに。
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「調子はどうですか?」
扉をノックすると返事が聞こえる。病室に入ると、中は甘い香りで満たされていた。ストレートに言えば、すごく花のにおいがする。これがスギ花粉とかだったら、一部の人は耐えられないんじゃないかな。
この部屋の主である神威先生(休業中)は...【がくルカ】memory【26】
ゆるりー
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「──私は、あなたが好きでした……」
それはどうしようもないほどに。
自分の運命を歪めてしまうほどに。
そんな私は、もうすぐ泡となって消えてしまうのだろう……
さようなら……
私の愛しい人。
この青い海と蒼い空に溶けて、あなたをいつまでも見守っています。
<人魚姫>
「いい? 私たち人魚は15歳にな...人魚姫【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
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夢を見た。あなたが遠くへ行ってしまう夢を。
夢の中のあなたはとてもよそよそしくて。学校では毎日すれ違う度に「今日も頑張って」と優しく挨拶してくれていたはずなのに。
それは、彼の余命を知った日からだった。彼は私に目も向けてくれなくなった。廊下で会っても、委員会や学業に関することだけを告げて、彼は...【がくルカ】Plus memory 【4】
ゆるりー
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結末はどうなるの?
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「さあ今日も頑張ろう!」
初音先生がにこやかな笑顔で告げる。対するメンバーは、皆微妙な顔をしていた。
今日は学園祭二日目、最終日である。昨日はライブだったが、今日は演劇である。ずっとステージにいる気がするけど、私に休みはないのか?
「……で、なんで私は...【がくルカ】memory【20】
ゆるりー
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#9「光と影」
アイツがグミに想いを伝えた
グミがアイツに想いを伝えた
結果……二人は両想いだった……
嬉しさのあまり、泣いてしまったグミを優しく抱きしめるアイツが、私は憎らしい
あれからどれだけ時間がたっただろうか……外はだいぶ暗くなってきた……
天気が悪いこともあるが、そろそろ部屋の中は、電気を...私とアイツとあの子 #9
しるる
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某所でおやつという名の賄賂と一緒に、一部妄想も詰めました。そして、もろっと渡しました。その内容です。
がっつり文章をを足そうと試み中。
予定は未定です。
前のバージョンで読んで下さい~。
6/23ひとりめ投稿。
おやつと一緒に詰めた妄想たち。
sunny_m
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1月30日、今日は高校時代のみんなで集まって同窓会があった。
私たちは今22歳。
高校を卒業して以来顔を合わせてなかった懐かしい人たちが揃いに揃っていて、とてもうれしかった。
旧友に会い、お酒を飲み、昔話や現状報告に花が咲く。
皆変わってないようで、実は変わっていて、大人っぽくなっていたり、人当たり...あなたの笑顔【イズミ草】
イズミ草
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意味がわからない
異動した先は今流行の店
売上急上昇 仕事もきつい
やり手の店長エラソーな顔で
オレにこんな指示を与えてくるんだ
「涼介君は社員なんだから」
「他のバイト達の見本になるように」
「通常の三倍のスピードで」
「仕事してもらわないと困る」
意味がわからない 意味がわからない...意味がわからない
涼介
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AM 0:00
ステージに向けられたスポットライト
響く歌声
歌姫なんて呼び名の女は、また人々を魅了していく
…誘惑なんてしてるつもりはないのよ?
フロアには大勢の客
洒落たドレスを纏ったその女は、今宵も”歌”で満たされないものを埋めていく
沢山のファンレター
幼い頃からの仕事仲間...チェリーハント 自己解釈
ayumin
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出会いは、終わりに続くシナリオ
だから、わざと遠回りをした―――
そんなお話。
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ちっちゃい頃、両親がまだいた頃、
よく話してくれた御伽噺
男の子にそれはどうかと今では思うが、
ちっちゃい頃の俺は御伽噺が大好きだった。
というより、母親に読んでもらう話、全てが好きだった
シンデレラに白雪姫、人...残酷で、愛しいハッピーエンド【自己解釈】
みぃな
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※注意!
これは鏡音リン・レンの楽曲「trick and treat」を零奈が勝手に小説化したものです。
二次創作が嫌いな方、原曲のイメージを壊されたくない方はすぐに戻ってください。
なお、これを読む前に前編を読むことをお勧めします。
一体、どれくらい歩いたのだろうか。足が棒になるくらい歩いても、ま...【勝手小説】trick and treat [ route→treat]
零奈@受験生につき更新低下・・・
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寒さも幾分和らぎ、うららかな日差しが暖かく肌を差す。殺風景な木に芽吹いていた新芽はいつの間にか蕾に縮こまり、今や見る人全てを魅了する桃色の花へと姿を変えた。ふわりふわりと舞い落ちる桜の花弁にまみれながら、鞄を持った生徒達は『私立ボーカロイド学校』と彫りこまれた校門へと次々に向かう。授業は午前中に終わ...
巡り会えたこの場所で 1
蘭 久音
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昔々あるところに、ルシフェニアという王国がありました。
その王国には齢14の王女様と王子様がいました。
彼女たちの両親はグーラ病という病で死んでしまったため、大臣達の支えのもと、国を治めていました。
そして今回のお話は、双子の平和で、のどかで、グダグダで、いろんな意味でありえないお話です。
──心の...【悪ノ娘】双子と平和な国での恋仲戦争【二次創作】
雪りんご*イン率低下
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H25年の6月の某所でおやつという名の賄賂と一緒に、一部妄想も詰めました。そして、もろっと渡しました。その内容です。
がっつり文章をを足そうと試み中。
予定は未定です。
前のバージョンで読んで下さい~。
H26.6/8さんにんめ投稿。
あの、マスター、そのスカート。ホントに着るんですか?や、そんな訳...おやつに詰めた妄想たち・3
sunny_m
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その日は随分と平凡で、私──いや、世界中の人々にとってもきっと当たり障りのない一日だったと思う。
私なんか暇つぶしにラジオ聞いて勉強サボって、「勉強なんて死ねばいいのに」と呟いているほどだった。
だけど──────────突如、“平凡な一日”に幕が下ろされたんだ。
『───の途中ですが、今から××大...【ヘッドフォンアクター】We need a blanket!【原曲者に謝れ】
雪りんご*イン率低下
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「5人で泊まりがけのレコーディング?」
言われた言葉を鸚鵡返しにすると、お姉様の形の良い眉が申し訳なさそうに下がった。
お風呂から上がって、お姉様と二人で紅茶を飲んでいた時のことだ。
「ルカが来る前に5人で歌ってたシリーズなのよ。ユーザーの人気が根強くて、続編を作ることになったんだって」
へぇ、と相...【ぽルカ】thinking about you
キョン子
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------無機質な空の色------
私の視界に広がるのは、テレビでも見たことのない場所。これは…未来都市?
クワガタはのんきに肩を這う。
って言うか………
ここは、いったいどこだろう?
愛らしいペットのクワガタ(リボン付けてるからきっと♀←)とじゃれていただけなのに…
いったい、何が起きたの!...クワガタにチョップしたらタイムスリップした1 【解釈小説】
ゆるりー
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「ハイどうもー!」
突然、扉を蹴破ってミクが入ってきた。
何事ですかね?
「皆さん失礼します!少しお話があります」
「失礼だと思うんなら帰れ」
「おおう、今日の神威さんは酷いねぇ~」
「思ったことを言っただけだろ」
兄貴が冷たく返す。
仕方ないじゃん、こういう台本なんだからさ。
「それで?何があるの...リンちゃんなう!+α【二次創作】
ゆるりー
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少女の後を追って建物の中に入ると、そこはまるでどこかの屋敷のようだった。
「ひ、広い…」
「…そう?普通ですよ」
「え…」
「むしろ…けっこう前に住んでた家に比べると…狭いほうです」
「えー…」
もっと上があるのか、と言いたくなるほどの広さだ。
「でも、こんな大きい家…俺は始めて見ました」
「……そ...【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
ゆるりー
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「さよなら、愛しい人」
そう呟いて、リボルバーを目の前にいる人に向ける。
この行為を、何回繰り返しただろう?
もう、当たり前のように、私は引き金を引いた。
私は「悪」の人間だった。
組織に属している限り、私は「悪」であり続ける。
組織をやめることは、彼らを裏切ること。
組織をやめたくても、心のどこか...【七つの大罪】グミさんと白熱討論会【二次創作】
ゆるりー
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「だけど仕事は頑張らなきゃ」
私の相方である裁縫鋏を片手に、一生懸命仕事に励む。
今日の依頼は七件。ちょっと多いけど、今日中に終わらせることはできる。
だって、私は仕立屋だから。
そういえば、最近困ったことがあったの。
私には夫がいるの。
イケメンで優しくて歌って踊れて誇れる夫よ。羨ましいでしょ。
...【七つの大罪】仕立屋娘と勝手な来訪者【二次創作】
ゆるりー
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「踊ろうよ、このハーレムで」
屋敷に訪れた女性に手を差し伸べ、決まり文句のように告げる。
そんなことを言っていた時期が、俺にもありました。
幼い頃の俺を、周りの奴らはあざ笑った。
俺は何もしていないのに、奴らは暴行を加える。
奴らの口から出るのは暴言の嵐。
誰も、俺を助けてくれなかった。
そう、俺が...【七つの大罪】ヴェノさんと悪戯の内容【二次創作】
ゆるりー
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「ナァンダ…マダタベルモノ、アルジャナイノ」
私は、目に映った‘誰か’の右手を見て、呟いた。
あぁ、私ったらうっかりしてたわ…
みんな食べてしまったと思ったんだけど…
よく探したら、こんなところにあるじゃないの…
私は領主の娘に生まれたから、料理なんてしたことがない。
ていうか、しようと思ったら怒ら...【七つの大罪】悪食娘と始まる戦争【二次創作】
ゆるりー