タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(67)
-
HAPPY DOLL
-
僕はおもちゃの人形でまだ幼い君に出会う
いつでも抱きしめていろんなことを話したね
君の胸の中でいつもぬくもり感じてた
嬉しそうな瞳いつまでも君といたくて
僕は知ってるいつかお別れは僕ら二人にやってくる
寂しいけどそれも構わない思い出として残れるのなら
辛い時は僕を呼んでいつでも話聞いてあげる
悲しい...HAPPY DOLL
-
monotone
-
堕ちたガラクタたち魂の中に
果たされない願い叶わずにいるなら
縺れ絡まる夢ぼやけた視界の
先に見える土地へお招きいたしましょう
すがった思い出もコントラストは消えて
全てが無に変わる時空が来たる
震えた指でなぞるの暗闇の淵
ひとつの色に染まる世界塗りつぶされ
快楽を求め溺れたマリオネットは
月の光に...monotone
-
乱れ髪
-
触れた指先 遠い日の幻のような思い出
二人夢のような日々は夏の終わりと共に消えた
それっきりもう交わす言葉は雨に紛れて消えた
今もまだ思い出す あの日乱れ髪を揺らす君を
振りほどいて風に揺れる約束の言葉
急かされたフレーズに口笛で答えて
ガラス瓶に詰めて埋めた宝のありかは
今も僕の記憶の中だけに残し...乱れ髪
-
夜にかかる虹
-
歓声に包まれてふわふわ夢心地
心が空を飛んで体が熱くなる
魔法にかけられたら怖がりもなおるの
コバルト色の光やさしくて穏やか
もっともっと歌いたい子供の頃の夢
ずっとずっとおいかけて掴んだこの輝き
星の海のように暗闇にまぶしく
揺らめくサイリウムが私を照らして
時が止まるようなメロディを奏でて
ステ...夜にかかる虹
-
ラムネの季節
-
ラムネの炭酸はじける季節に別れた幼すぎる思い出よ
最後に交わした言葉がつないだ気持ちは今年も私に募る
甘くて苦しい季節をこえて君に会いたい
走れ走れ 灼けたアスファルトの上 君が忘れたもの届けに
空に描く飛行機雲のように時が過ぎても覚えてる
約束だよ
ラムネの季節
-
ワンシーン
-
映画の中にいたような遠い日の記憶を探る
思い出の写真は今も僕の気持ちを閉じ込めて
今より高い空が僕ら二人を見ているようで胸が痛む
手探りで追いかけたあの日の後ろ姿は
夏の日の陽炎に揺らめいて儚く
今もまだ追いかける太陽の下君は
木漏れ日に揺れていて最後に微笑んで消えた
ワンシーン
-
ムーンライトエクスプレス
-
星がつなぐ線路の上 汽車は進む 闇の静けさの中
廻り廻る車輪の音 時を刻む 夜空に響くメロディ
どんな風に伝えれば届くかな
星屑のこぼした涙
月明かりの煌めくこの景色の中に
忘れていた気持ちを知る
飾り立てたセリフはもういらないくらい
優しい心を見つけた夜よ
ムーンライトエクスプレス
-
楽園
-
考えても答えの無い時はあるもので
時が経てば些細なことみたい
昼下がりの芝生の上寝転んでみれば
そばにある幸せに気づくはず
ああ、いつも置いて行かれることばかり
考えても無駄でしょ?
気まぐれな楽園の住人は私が忘れたもの持ってる
焦らずに深呼吸、楽園へ行こう
楽園
-
硝子細工の瞳
-
飾り立てた言葉よりも澄んだ瞳に惹かれてる
濁りないガラスの姫はどんな未来をその目に写すの
輝きは変わらずに…
崩れてしまわぬように光を失くさぬように
鮮やかな色散りゆく世界の中で
何かを伝えるために交わした視線震えて
僕だけのものにしたい君のことだけ
何と引き換えにしたなら触れることは許されるの
壊...硝子細工の瞳
-
春色ダイアリー
-
ひとつ前の席に座ってる君のことが気になります
退屈そうに窓の外を見るそんな背中も嫌いじゃないの
見つめ合ったら気づかれてしまうわ
顔に出やすくて隠しきれないの大好き!
どれだけ君を見てたって分からないことばかりだね
言葉にしないままだけど私に気づいて
どれだけ時が過ぎたって気持ちは変わらないままで
...春色ダイアリー
-
23時の水中散歩
-
舞い散る花に見立てた削れゆく心痛むのなら
明かりを消した部屋の中 深海の散歩に誘われるの
どこまでも深い闇はどんな苦しみさえも癒すゆらめき
月を見た海の底で思うは 生まれた日に戻る記憶
輝く星のカケラのような光が見えたから君と行こう
体に纏う重りはいつしか僕を締め付けてた
痛みを知った僕だから生まれ...23時の水中散歩
-
STAGE-X
-
扉の先は電子の世界?それとも記憶の中?
全て嘘かもわからないけど
目印のない道を行くのも悪くないと思うの
前だけ見てる そんな自分が好き
世界中にきっと楽しい冒険の旅が待ってるよ
進めシナリオが終わるまで夢は続くよ
僕らのための舞台は始まったばかり
繋ぐはるか昔になくした心のカケラ
迷路のような世界...STAGE-X
-
スノーホワイトタウン
-
いつの間にか彩り変えた 視界に映るのは全て白の世界
物語の中へ誘う 扉を開いたら行こうか
長く待ち焦がれた突然の出会い別れ描き出そう
雪よやまないで 街を白く初めて
こぼれ落ちた君の涙 溶かす魔法になれ
遠くの国まで優しさを届けて
子供たちも大人たちも見上げる冬の空の下
夜眠くなる前に少し空想して夢...スノーホワイトタウン
-
書きかけ文庫
-
憧れては諦めた夢は
目をそらしてもまだ見え隠れしてる
あの人のように一途になれない
縛られてはぐしゃぐしゃになる心
書きかけたままで投げ出してる
小説のようだ中途半端な僕は
長い人生に雨の日もあるでしょう
傘をさし出した君にまた救われてる
目指したあの人もきっと悩み立ち止まり
越えてきたのでしょう...書きかけ文庫
-
自転車二人旅行
-
午後一時 草むらの広場二台の自転車並べてさ
「どこか知らない場所まで行こう」
始まる自転車二人旅行
太陽の光 反射した銀色のボディ走らせて
隣に並んだ空色の君の自転車と平行線
上り坂でさえも心地良い気だるさだ
登りついて見た景色 心のアルバムには残る
海沿いの橋を渡り 馴染み無い隣町にゆけば
心は青...自転車二人旅行