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ねぇ いつかまたうちらこの場所で…


光の入らない路地、うちら二人の世界
親の顔なんてしらない けどそばに君がいた

傷だらけになって盗んだ 泥だらけのパンは
ホントにおいしくて笑顔がこぼれる

ダンボールに包まり寄り添い寝るうちらを 街歩く人は哀れにみるけど
うちらだって夢を見てるんだよ

いつも 誰も見ない街角の舞踏会の古びたポスターの前で立ち止まり眺めては
自分の服と比べて胸が痛くなる
君は 立ち止まるうちの手をとり約束してくれたね「こうやっていつか手をとり二人で舞台の上で踊ろうな」

季節は流れ十二月 華やかにゆれる街
路地から覗く景色に 少し頬染まる

だけど冬は残酷で 空腹と寒さと
小さな少女は悟った もうすぐ死ぬんだな

あったかい物食べたいとか 柔かい布団で寝たいとか いろんなワガママ言ったね
けれどもう一度だけ最後のワガママ聞いてよ

走り出す 薄れゆく
意識の中 うちの手を引いて
回りに流れる音も君の手の暖かさももう感じない
人ごみを かき分けて
ぶつかって なんども躓いて
間に合えと願い「最期の時がこようとも約束を果させてくれないか」

たどり着いたそこは冬の海 君は照れながら手をとり ゆっくりゆっくりステップを踏んだ
観客も音楽さえも ない最後のダンスは 命の限り踊り続ける
なれない歩幅に つまづき転ぶ うちの顔に始めて涙がうかぶ

ねぇいつかまたうちらこの場所にこれるかな?そのときにはもっとうまくなって
綺麗な服着てもう一度今日の続きを踊ろう…

最期の時 告げるように
冬の夜空 雪が降ってきた
僕ら夢の塊を砕いてできたカケラふっているようだ
そのカケラは 海に消えていく
終わりの時間を 僕は感じる
ふりそそぐカケラを君は手に集め指差し笑う

もう一度 盗んだパン
半分こして 二人で食べたいいな
でも叶わない今までありがとう…ごめん すべてが暗闇に堕ちていった…

ねぇいつかまた僕らこの場所で…

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