ゆぅちの投稿作品一覧

『 fade 』

【A】
雪はとけて 足跡を消した
誰かがいた記憶も消して
寂しがりの 君のことだから
どこかで泣いているのでしょう
【B】
声さえ伝えられないの
問いかけても分かりきってた...

「ハローマイディアワールド」

どこからきた
この部屋の風
キミはもういないのに
この風だけが訪れる
探しつづけた跡
誰にも知られず
ただ一人消えていったキミは...

触れた右手が震えてる
恥ずかしさの中には愛
焦がれたままでもいいから
全てを投げだし君の元へ
寂しがりな私のこと
面倒な女と思うでしょ
宛名のない手紙を贈る
少しは健気な女と思うでしょ
静かな夜を一人で
ふらふらと彷徨う...

鬩ぎ合うこの焦燥の中で
僕は何を掴み取れるのだろう
あの命が消え 見失う前に
咲き散り逝く花に彼女を照らし
鮮やかな月が僕を照らす
慟哭が無条理な世界で響き
喉が裂けるほどの愛を唄う
この刃が誰かに突き当たる前に
深紅の涙が手首を流れる
救済の手を差し伸べる事も...

「アスター」
咲いた花が枯れてく
当たり前の日々に
涙の音が気配もなく
そっと近づいた
両手空に伸ばして思い出したのは
２人きりのサヨウナラ
君はただ手を振る
愛されていたはずの私だけ
側にいれないこの悲しさだけ...

「World-Start」
深く暗い終焉の
ある絶えない物語
ほんの少しだけでもいい、と
その温かい手を握った
喘ぐ声が消えかけて
冷たくなった指先
虚ろな瞳で私を見る
何故だろうと笑いかけた
貴方の為にと造った唄...

「World-Middle」
空は遠い
何もありはしない
そこに誰かがいるのなら
私も行こう
ここは暗い
底のない水中
いつか見える先を見た
私はどこへ行く
溺れていくだけで...

今突き立て鼓動誘う言葉に
愛を魅せられては
探しあって壊れていく
私の全てでさえ
堕ちて堕ちて藻掻き　瓦解された世界に
穢れ汚れ果てた　叫び声響く空
嗚呼　忘れたはずの嘘に
あの言葉だけが侵されて行く
羽は折れ残骸だけが残り
つまらない嘘は全てを壊す...

「Unbalance」
無垢な人間の言う偽さえ
忘れられない孤独と愛があるから
悲劇だとか泣いてる私はいらない
眼下に広がるは漆黒のパノラマ
拾い上げたのは誰の心の片鱗だろう
割れた鏡には独り私　何故か泣いてた
いつか　消え果てた声に終りを告げ
もういいよと泣き出す
サヨナラも言わずに手を振った...

貴方が今ここにいる
その奇跡に感謝しよう
私は今ここにいる
それってとても素晴らしい事
何もない日曜の朝は
貴方とすごしたいよ
たまにはこんな日もいいよね
笑えることってとても素敵
何か嫌な事があった日は
貴方が代わりに泣いてくれた...

＜１＞
騒音の中 君は独り
それは綺麗なまま
零れた滴に触れた
電子音響く世界
私のこの声だけが一つ
静かさに響く
囚われ聴こえる
掠れたこの唄
静寂伝わるこの夜の消失...

「-ruin-」
＜１＞00:22～
線上を彷徨い 群衆の中を独り
移ろった心は 薄色に色褪せ
懇願に等しく 誰かの背に寄り添った
依怙地な愛でさえ 何処か愛おしくて
00:59～
悲しい程 愛しい程
理由(コタエ)も失くただ歩き
足下を掬われて 全てを失う...

「Listen」

影に消えたあの後ろ姿を
追いかけて吐き捨てた感情
曖昧な思考回路の中で
閉ざされたのは誰の唇

聞こえない言葉に耳を澄まし
冒険的な愛に溺れて
追いつかれたら敗北者となる...

「nostalgia」
宛もない 行方も知らない
でも歩みに戸惑いはなくて
沈み逝く太陽を見つけても
何故かこの終りはまだ続いていた
時が過ぎ去り
僕の足跡だけが残った
このまま雨に濡れて
終りを見届けて
迎え入れた全てに...

「Say "Hello"」
【A1】
ボクは何者で
ナゼ生きてるの
答えはないけど
キミを覚えてた
知らない世界の
とあるお話
背伸びした世界に
キミたちは生きてた...

「西の町３丁目のツンデレラ」

あのコは今日も　むすっとした顔して
こっちを見ている　（こっちを見ている）
歩幅が合わず　あのコはふくれた
歩くの速いよ！となりを歩いて！
ちょっとキゲンそこね
あのコと歩くのもタイヘンで
それでも歩幅を合わせばまた笑う
そうあのコは西の町３丁目のツンデレラ(ツンデレ...

「ピース」

咲いた花だって
過去のことだって
君がそう言った
当たり前の理由(こと)だった
綺麗な空だって
真っ暗になるって
君がそう言って
当たり前に笑っていた...

「ワールドユートピア」

全てを忘れ眠るのなら
あの時君に伝えたかった
うつりゆく記憶の中でも
君はいつだって笑っていた
頬を撫でるこの風にのり
悲しい唄が聞こえてきた
君のその声が聞こえた時
ボクはそこにいられるかな...

「ハッピー×ロンリー」
ふと振り向くと
ロンリーなあのコが泣いてるよ
向こうを向けば
透き通る声が聞こえてくるよ
大好きなのと伝えれば
あのコもきっと笑うかな
遠回りしちゃうけど
少しだけ駆け引きしてみたいの
Happy Days...