名前は「ココ」と読みます。
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涙が出そうな午前2時
聞き慣れた声がして
履き潰したスニーカー
履いて外へ飛び出して
君がそこで笑っていたような気がしたんだ
なんて馬鹿げた幻 でも足が止まらない
君の声を追いかけて走る
「ここにいるよ」
そう聞こえた 気がしたんだ
涙をどうにか飲み込んで...向こう側のきみへ
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向こう側のきみへ_OffVocal
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これ以上ないほど空が晴れてるから
気分が悪い 頭が痛いよ
こんないい天気の日には
外になんて出られない
泣いてる誰かに気付いても
振り返ることもできないんだ
僕じゃ役に立てないって
これは言い訳だ 前が見えない
どうしようもなく駄目だって
分かってる 分かってるよ...サンキューフォーエヴリシング
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平日の朝がきたよ
布団から出たくない
アラームを一瞬で止めるよ
仕事行きたくない
なにもしたくない
どうにか職場まで着いたよ
でも挨拶がだるい
今日の仕事が始まるよ
もう家に帰りたい
なにもしたくない...なにもしたくない
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なにもしたくない_Offvocal
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僕の前の席のあのこ
あんなに一緒に遊んだのに
なぜだかみんな見えなくなった
なぜだかみんな忘れてしまった
僕の前の席のあのこ
みんなにはもう見えないのに
なぜだか僕は見えている
なぜだか僕は覚えている
ちゃんと見えてるよ
ちゃんと聞こえるよ...みえないあのこ
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ほっといて_OffVocal
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灯りの少ない部屋の中で
影に隠れて過ごします
ひとりぼっちになりたくて
誰にも邪魔されたくなくて
愛想笑いをするたびに
何かが削れて減っていく
明るい顔で笑います
震えを必死に隠します
ほっといて ほっといて
私のことは気にしないで...ほっといて
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ぱちり開く ならない目覚まし
冴えぬ僕は 今日もふせる
いちごのように甘酸っぱい気持ちを 抑えてる
こげたパンと ぬるいミルクに
口もつけず 外を見てる
空の見える窓に映った僕が ためいきをつく
考えてる言葉もさ おもうだけで終わっていく
まだ青い空の色もすぐ 夕暮れに染まっていく
なんもしてもない...はじめてのきもち
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はじめてのきもち_OffVocal
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信号機の上 看板の下
標識の横 鏡の奥
そこかしこに在る
何処にでも居る
電柱の陰 側溝の中
曲がり角の向こう側
そこかしこに居る
何処にでも在る
涙を飲み込む
口が利けなくなる...死因
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仕事を終えて俯き歩く
重たい足を引きずりながら
混み合った駅のホーム
耳につく思春期のざわめき
乗り込んだ車内の疲れた匂い
死んだような目をして見る窓の外
今日の失敗を頭から追い出して
音楽を聴いている冴えない人
言いたいことなんてないんだ
そんなに大した人間じゃないし...冴えない人
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それらしい言葉を振りかざして
なんとなく勝った気になって
気付かないうちに溜まっていた
ゴミ屑の山に座っている
間違いを認められないまま
「ごめんなさい」も言えないまま
積み重なったゴミの上で
独りぼっちだ
寂しいだとか孤独だとか
小さく呟いてみるけど...rubbish heap
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手をつないで駅まで歩く
ゴロゴロ後ろをついてくる君のキャリーケース
重たい荷物を半分持って 一緒に歩く
またしばらく会えなくなるんだなぁ
お土産買って 切符を買って
忙しい君の後ろで
君のとは違う小さな入場券を ぼんやり眺めてる
これを買うのも もう何回目だろう
ホームでふたり 寄り添って話をした
...帰り道(仮)
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あ、あめふりのひ
ひ、ひとごみのなか
かける きみとふたりで
で、でんしゃのおと
と、となりのきみが
わらう つられてわらう
「しりとりしようか」
あまやどり りんりんなるよ
よそいきのベルのおと
とおくへいこう...しりとりのうた
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星の降る砂浜 夜の帳
きみが作る 砂のお城
もうすぐできるよと笑う
笑う 笑う 笑わないでわたしは
壊して 壊して
壊して 壊して
壊して 壊して
目の前のきみが
泣いて 泣いて
泣いて 泣いて...夢の底